梅香る近くの公園で、情緒あふれる、とても特別な土曜日のひとときを過ごしました。
今日はそのユニークなアウトドア体験をシェアします。
アウトドア×茶道
公園に着いたら、かばんから今日の主役を取り出します。
ペットボトルサイズほどの、しっかりした綿帆布ケースに入っているのは……
Snow Peak × 中川政七商店 × 茶論 「野点セット ダブル」 41,800円
野外で抹茶を楽しむための「野点 (のだて) セット」です。
こちらは2022年4月6日(水)より発売される商品で、今回一足先に使わせていただく機会があったので、早速試してみることに。
「野点」の起源は大変古く、すでに室町時代から多くの人が自然の中で茶会を催していたのだそうです。茶室で行なう「茶道」のような作法が簡略化されることが多く、誰もが自由に楽しめるのが特徴とされます。
こちらのセットは、スノーピークと中川政七商店、茶道ブランド・茶論がタッグを組み、現代にフィットする「野点」を追求した商品とのこと。
軽くコンパクトなケースには、8種類の美しい道具が収納されています。抹茶をすくう茶杓が折りたたみ式だったり、お茶を点てる茶筅を筒に格納できたりとあちこちに工夫がいっぱいですが、窮屈な感じはまったくせず、むしろ優雅な佇まいにため息が出ます。
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さっそく点ててみましょう
まずは茶器から抹茶をすくい、茶碗に入れていきます。ひとりぶん茶杓に3杯くらいを目安に、そこへ50mlほどのお湯を投入。
私は小さな水筒に温かいお湯を詰めて行きました。抹茶は付属していないので、お好みのものを用意して茶器に入れておくのも忘れずに。
茶筅を使い、はじめはお湯に抹茶をなじませて……
ある程度なじんできたら縦方向に細かく手を動かします。茶碗を時計に見立てて、12時と6時を交互に行ったり来たりするといいそうですよ。大きな泡ぶくが細かな泡ぶくになるまで、集中して攪拌しましょう。
お茶をたてていると、そのうち心がさっぱりと落ち着いてくるのを感じます。人通りの少ない場所を選んだとはいえ、パブリックの場である公園で野点を行うのはやはり少々勇気が必要でしたが、一旦たてはじめると目線が気にならなくなりました。
作法にしばられ過ぎることなく “野外でおいしいお抹茶を飲みたい” という心持ちで挑んだのもよかったのかもしれません。
いただきます
茶道では季節感をとても大切にすると知り、茶菓子には桜餅を選びました。商店街の小さな和菓子店で購入したお餅を、天然のメープルを使った美しい菓子皿にいそいそと盛り付けます。
抹茶の緑、お餅の桃色、葉っぱの深緑。つぼみがほころび始めた梅の花の、かぐわしい香りが時折漂ってきます。
はじめてみませんか
気持ちが沈むようなニュースであふれる今、たまには心を落ち着けて、こんな異彩を放つ休日なんていかがでしょうか。文庫本をおともにゆっくりするのもいいかもしれません。
もちろん口の中も大喜びですよ。
スノーピーク公式ウェブサイト[2022年4月6日(水)より発売]
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