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スノーピークが“地球人”に送るメッセージ! アウトドアブランドを超えた「その先の未来」を覗いてきた
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スノーピークが“地球人”に送るメッセージ! アウトドアブランドを超えた「その先の未来」を覗いてきた

2022-07-23 09:30
    【ROOMIE KITCHEN】おうちでたこ焼きって楽しい! でもたこ焼きプレートってそれだけでしか使い道がないのが残念だったけど、これならいいね!! 「スノピは、次にどんな未来を見せてくれるのか」。

    そんな思いを胸に新潟のスノーピーク本社で開催された「Snow Peak LIFE EXPO」に行ってきました!

    アウトドアブランドにとどまらず、キャンプ場やレストラン、体験イベントなどさまざまな取り組みを行なっているスノーピークですが、この「Snow Peak LIFE EXPO」は、それら多岐にわたるプロジェクトを通して、「スノピの未来」が垣間見える総合展示会&カンファレンスベント。

    いつでも焚き火ができる家づくり、スノピが目論む町づくりなど、胸踊る企画が目白押しでした。

    今年のテーマは「社会人地球人としてつながりたい。」

    今年で2回目を迎える「Snow Peak LIFE EXPO」は、年1回新潟燕三条にあるスノーピーク本社「Snow Peak HEADQUARTERS」で開催されています。

    スノーピークファンなら一度は行ってみたい同社の本丸。現在15万坪もの広大な敷地内には、本社建物のほかに、キャンプ場や2022年4月に開業した複合型リゾート、ミュージアム、直営店が併設しています。ちなみに、15万坪のうち一部は使われていない状態ですが、数年後には拡大する予定だそう。

    「Snow Peak HEADQUARTERS」では、代表取締役 社長執行役員・山井梨沙さんはじめ、事業責任者が登壇するトークセッションや、さまざまなプロジェクトの展示ブースなどが設営され、アウトドアブランド・スノーピークのエッセンスに触れられるコンテンツを体験することができます。

    今年のテーマは「社会人地球人としてつながりたい。」。

    開会のスピーチで、山井社長は「日々の業務では、デジタルなやりとりや数字的な目標に追われていますが、社会人ではなく『地球人』としてつながれれば、自ずと未来に何ができるのか、未来を考えていくことができるのではないでしょうか」と高らかに開会を宣言。

    スノーピークが掲げる「未来は、自然の方にある。」に、通底する力強い言葉です。

    町づくり、家づくりをスノーピークが変える

    3世代で変貌を遂げてきたスノーピークの核となるのは、「衣食住働遊」の5つの要素。

    なかでも今回特にROOMIEが気になったのが、スノーピーク×「住」の取り組み。

    ひとつは、新潟市西蒲区(にしかんく)に建設中の「野きろの杜(のきろのもり)」

    敷地内には、34世帯分の宅地スペース、8世帯分の賃貸物件、コミュニティ広場、ゲストハウス、複合商業施設が建てられる予定です。

    特筆すべきは、賃貸住宅、店舗、ゲストハウスの外壁は新潟県魚沼地域で採れる魚沼杉を使用するそう。


    全住戸には、アウトドアリビング(ウッドデッキ、土間、庭のいずれか)の設置を必須とし、緑道・緑地スペースの確保や木造、土壁など、建築上の景観ルールも設ける予定だとか。

    スノーピークのすごさは、ここまでに事業拡大してもイデオロギーが一貫してぶれていないということ。

    自然と人、人と人とのつながりは、キャンプギアを越え、姿形を変えてスノーピークらしく表現しています。

    もうひとつの「住」の取り組みは、参考出展として展示されていた、大東建設との「nonoka」というプロジェクト

    「野の家(ののか)」だから「nonoka」とネーミングしたそうですが、こちらは全戸賃貸で中心に広々としたシェアフィールドを区画しています。

    孤立しがちな賃貸住宅を庭を介してつなげることで、コミュニティをつくり、同じ庭、同じ木、同じ景観が人と人とをつなぎます。

    焚き火をするもよし、タープを張るもよし。アウトドアブランドと住宅メーカーが手がけた新しい住まいの形を体現しています。

    「野×∞」スノーピークを介して広がるさまざまなプロジェクト

    会場には「野(スノーピーク)×〇」のモニュメントがあちこちに設置されています。

    「野×衣」のブースでは、リサイクルコットン、リサイクルポリエステルを採用したアパレルを展示。

    一見すると、毎シーズン変わらない定番のスノーピークアパレルの商品でも、毎シーズン少しずつ進化し、環境負荷を減らす方向にシフトしています。

    同じ商品を作り続けるなかにも、「地球人」として自然を考えるスタンスが一貫しています。

    そのほかにも「野×働」のブースでは、焚き火を囲んだアウトドア研修に関する取り組みや、地域活性化事業など、全国各地のアウトドアフィールドやキャンプ場を介して培ったスノーピークならではの「働くこと」を切り口としたプロジェクトを俯瞰して見ることができます。

    スノーピークのテント「ゼッカ」 288,000円(税込)

    「野×食」ならば、地域食材を活かしてその土地の自然と、人と五感でつながる食体験を提供するレストラン。

    「野×遊」ならば、自然や風景をより楽しむために設計された新作テントの「ゼッカ」。スノーピークとの掛け算は、あらゆる可能性を秘め、次の一手への期待値が高まります。

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    スノーピークの強さは、芯の強さ

    数あるアウトドアブランドのなかでも、ここまで理念を突き通して、あらゆる分野でチャレンジしている類稀なる存在。

    そういったスタンスに共感し、「スノーピーカー」と呼ばれる多くのフォロワーがいるのも納得です。

    「社会人地球人としてつながりたい」というテーマを掲げることで、モノ選ぶとき、買うとき、“地球人”として選択できれば迷いは少ないのかもしれません。

    日々生活するなかでさまざまな葛藤や悩みがありますが、ここまで信念を突き通して働けるスノーピーク社員、それらをフォローする「スノーピーカー」は幸せ者ですね。

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    防災グッズにも役立つ、スノーピークのアレとは?

    RSSブログ情報:https://www.roomie.jp/2022/07/859052/
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