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ライフハッカー[日本版]より転載
Source: lifehacker(1,2,3,4,5)
A.A. Newton – Lifehacker US[原文
訳:的野裕子
Image via Getty Images, Shutterstock

何がなんでもニンニクのみじん切りはやりたくありません。

私の腕の問題ではなく、気持ちの問題です。ニンニクのみじん切りが嫌いだから、やりたくないのです。

あらゆるレシピを、みじん切りの代わりに、砕いたり、叩いたり、薄切りにしたり、ピューレ状にしたニンニクでつくってきたので、今回はみじん切りはまったく必要ないと伝えたいと思います。

レシピによっては、みじん切りが弊害となることもあります。

ニンニクをみじん切りにしなくていいケース

炒めものやソテーは大体みじん切りのニンニクが必要なので、そこからはじめましょう。

ここで問題なのは、こんがりカリッと炒めたニンニクチップはみんな大好きですが、焦げたニンニクの味は最悪というところです。

高温でニンニクを調理すると、細かく切ったニンニクは非常に焦げやすいです。炒めものや自家製のラー油など、高温でニンニクを炒めるレシピの場合、粗みじんにした方が「少しこんがり」と「焦げた」間にほんのちょっと余裕ができます。

もちろん、粗みじんのニンニクは料理となった時に少し目立ちますが、柔らかく甘みがあり、軽くキャラメリゼされてもいます。

また、みじん切りにしたニンニクは漬け込んだ肉などにもくっつきます。どんなに拭き取っても、肉を焼いたり炒めたりする時に、残ったニンニクが焦げるのです。

この場合は、肉を漬け込む時はなぜか愚直にニンニクをみじん切りにしてしまいます。

そんな時はブレンダーでピューレ状にしてしまえば、なめらかで焦げる要素がなくなります。

みじん切りの代わりにできること

このような例は枚挙にいとまがありません。細かいみじん切りの生のニンニクの風味や食感が欲しい場合は、ゼスターグレーターやおろし器を使えば大丈夫です。

また、15〜20分以上煮込む料理であれば、皮をむいたニンニクの房は柔らかくなっているので、直接潰してソースに入れたり、パンに塗ったりできます(お好みでつくるガーリックブレッドです)。

ペスト(イタリア料理の各種ソース)、チミチュリ(中南米の緑色の香草ソース)、ソフリット(香味野菜をみじん切りにしてオリーブオイルで炒めたもの)、カレーペーストなど、同様の混ぜたソース的な料理には、フードプロセッサーと乳鉢と乳棒(すり鉢とすりこぎ棒)でつくるのがベストです。

機械で細かく刻めるのに、面倒なみじん切りをする必要はないのです。意固地になるのはやめましょう。

私に言えるのは、みじん切りが楽しいという人だけが、みじん切りをすればいいということです。そういう場合は、ぜひみじん切りを続けてください。

ですが、それ以外の人は、みじん切りという足かせから自分を解放し、料理を存分に楽しんでください。

──2020年11月1日の記事を再編集のうえ、再掲しています。

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