撮影:松木 潤(主婦の友社) 蒸し暑い梅雨どきは衛生面が心配で、料理が少しおっくうになりませんか?
そんなときこそ「ポリ袋」の出番! 甘辛いタレが絡んだ「鶏つくね」も、袋のなかでもみもみするだけ、絞り出すだけで簡単につくれちゃいますよ。
フードコーディネーターのほりえさちこさんが、とっておきのテクニックを教えてくれました。
ポリ袋でつくる「鶏つくね」
(以下、写真は本書54~55ページより)
<材料(2人分)>
【肉だね】 鶏ひき肉…200g ねぎのみじん切り…1/4本分 みそ…小さじ1/2 卵白…1個分 こしょう…少々 かたくり粉…小さじ1 【しょうゆだれ】 しょうゆ…大さじ1/2 酒、みりん…各大さじ1 砂糖…小さじ1 【水どきかたくり粉】 かたくり粉…小さじ1/2 水…小さじ1 卵黄…1個分 貝割れ菜…適量 サラダ油…大さじ1<つくり方>
1. ポリ袋に肉だねの材料を入れ、粘りけが出るまでもみ込む。
2. フライパンにサラダ油を熱する。肉だねの入ったポリ袋の片方の隅を先端から長さ3cmほどで切って、4~5cm長さの棒状にしぼり出す。片面3分ずつ焼く。
3. しょうゆだれを回し入れ、水どきかたくり粉をもう一度まぜてから加えてざっとからめる。器に盛り、卵黄と貝割れ菜を添える。
下準備:しょうゆだれと水どきかたくり粉の材料はそれぞれまぜる。
(『へとへとでも手を汚さずに今日のおかずがポリ袋でできちゃった!』55ページより引用)
袋のはしを切ってしぼり出すのが楽しい!
ほりえさちこさんの新刊『へとへとでも手を汚さずに今日のおかずがポリ袋でできちゃった!』(主婦の友社)は、肉と魚の主菜から野菜の副菜、おやつまで、計100品が登場する「ポリ袋」レシピの決定版です。
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今まで「鶏つくね」というと、ボウルでひき肉をこねて、きれいに丸く成型して……と、手で生肉を触る場面が多いことが気になっていました。
ところが、ほりえさんの「ポリ袋」調理なら、直接手でひき肉を触ることなく、しっかりひき肉をもみ込むことができます。しかも成型は、袋のはしを切ってニュルッとしぼり出すだけ! 作業そのものが楽しいし、お弁当のおかずにもピッタリです。
ポリ袋を使えば少ない調味料でも味がよく染み込み、手もキッチンも汚れないので、これからの時期は食中毒対策としてもぜひ取り入れたいテクニック。
次回は濃厚でなめらかな舌触りが魅力の、ポリ袋でつくる「レアチーズケーキ」のレシピをご紹介します。
[へとへとでも手を汚さずに今日のおかずがポリ袋でできちゃった!]
レンチンゆで鶏は超しっとりで手間いらず!
神ワザ「ポリ袋で10分」で、鶏ささみの食感が激変するんだ!
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