※本記事は2022年10月12日に公開された記事の再掲載です。
Text and Photographed by 松本日奈 料理家の松本日奈さんが、キッチンにまつわるあれこれをつづる連載「キッチンにひと工夫」。食材やキッチン道具のちょっとした“ひと工夫”で、キッチンで過ごす時間や毎日の暮らしがもっと楽しくなる、そんなアイデアを紹介します。

第3回は、おうちで手作りする「サラダチキン」を紹介。おつまみに、料理のアレンジに、そしてダイエット中の人にも人気のサラダチキンが自分で作れるのはうれしいですよね。

簡単、しっとり! サラダチキンは手づくりが一番おいしい

鶏むね肉は意外と火入れが難しい食材。いつもパサついてしまったり、低温調理に挑戦してみても時間ばかりかかってしまったり。このレシピはラップで覆ってレンジでチンするだけ。「鶏むね肉ってこんなにジューシーなの?」と驚くと思います。

自家製サラダチキン

<材料>

鶏むね肉…1枚 塩・こしょう…適量 オリーブオイル…適量

<つくり方>

1. 耐熱皿に鶏むね肉をのせ、肉の両面に塩、こしょうをまんべんなく振る。肉の両面に膜を張るようにオリーブオイルをなじませたら、そのまま15分ほどおいておく。

2. ラップを肉に沿うように(空気を抜くように)ピタッと覆う。電子レンジ(500w〜600w)で1分半、加熱する。

3. 一度レンジから出し、肉の薄い部分が白くなっているのを確認(下の写真を参照)。肉を裏返し、ピタッとラップをしてさらに1分半加熱。肉の一番厚みのある部分がうっすらピンク色の状態になるまで、様子を見ながら肉の両面を返してこの作業を繰り返す。

4. ラップをしたまま冷ます(余熱で火が入っていきます)。粗熱がとれたら好みの厚さにスライスする(すぐ食べない場合はラップをしたまま冷蔵庫で保存)。

<ポイント>

鶏むね肉は、調理前に冷蔵庫から出して常温に戻しておくと火の入りが速く、しっとり仕上がります。また手順3では、余熱で中まで火を通すことが“しっとり”のポイント。

粗熱がとれてから食べる分だけカットします。全部スライスせず、塊の状態でラップをして保存すると、“しっとり”が長く楽しめますよ。

私の料理教室の生徒さんには、はじめは「こんなに簡単なのに、本当においしいの!?」と疑っていたのに、今やヘビロテで作っている方も多く(笑)。皆さんもぜひ試してみてくださいね。

レンチンゆで鶏は超しっとりで手間いらず!

パサつきがちな鶏ささみを超しっとりに仕上げるコツがあったよ

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