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冷たくなった半熟ゆで卵、食感を損なわずに温め直すコツ。必要なものはカップ1つ
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冷たくなった半熟ゆで卵、食感を損なわずに温め直すコツ。必要なものはカップ1つ

2023-09-29 21:00
    ライフハッカー・ジャパンより転載:

    ゆで卵は最高のメニューだと思っています。

    たくさんの料理をつくる時や、つくり置きに最適ですし、冷蔵庫で何日も保存ができます。手づかみで食べられるうえに食べ応えがあり、ダイエットにもピッタリ。

    また、加熱時間を調整することで半熟にも固茹でにもなり、好みにあわせて楽しめるのも良いところです。

    しかし、調理済みの卵の再加熱という問題もあります。料理初心者はもちろん、プロでさえ、温めすぎて完璧な卵の食感を台なしにしてしまうことがあるのではないでしょうか。

    電子レンジだけは絶対NG

    卵は基本的に水風船のようなもので、繊細でありながらも強いもの。ですが、電子レンジで加熱すると大惨事につながりかねません。

    電子レンジがゆで卵を急速に加熱するとき、2つのことが起こります。

    まず、加熱された卵白に含まれるタンパク質が、加熱されるにつれて水分を絞り出し、ますます固くなり、中心部の蒸気の逃げ道がなくなります。

    蒸気の出口を失った卵は、何の前触れもなく爆発し、電子レンジのあちこちに飛び散るでしょう。取り出すタイミングを間違えると、皮膚やキッチンに卵が飛び散るような事態にも…。

    もう1つ起こることは、卵が急速に加熱され続けることです。電子レンジで30秒という時間はそれほど長く感じないかもしれませんが、黄身を塵に変え、柔らかい白身をゴムのような殻に変えてしまいうのです。

    しかしご安心を。ゆで卵を温め直すにはもっと良い方法があります。

    コップ一杯のお湯の中に卵を丸ごと入れて、5分から10分。これはどんなゆで卵にも使えますが、特にデリケートな半熟ゆで卵に有効で、一度に1個だけでも、容器を大きくすれば1ダースでも温め直すことが可能です。

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    お湯に入れるだけ。ゆで卵をほどよく温めるコツ

    陶器のマグカップやボウル、計量カップなどに、お湯(40℃〜48℃)を注ぎます。あとで溢れないように、容器の上部1センチほど残しておきましょう。

    ここでは沸騰したお湯を使うのはおすすめしません。卵の調理温度として推奨されている62℃よりも熱く、卵白をさらに加熱してしまう可能性があるためです。

    次に、冷蔵庫で冷えたゆで卵をお湯に入れましょう。お湯に入れた卵の数にもよりますが、5分から10分ほどすると、熱が卵の層を通って中心部まで伝わり、じんわりと温かくなります。

    殻付きでも殻をむいてもよいのですが、殻がついていると層が増えるので、少し時間を長めにしましょう。

    この方法では、白身がゴムのようになったり黄身に火が通りすぎたりすることなく、温かくてクリーミーな卵ができあがります。

    卵を2個ほどお湯に入れ、朝のルーティンをこなせば、トーストにぴったりの温かい半熟卵を楽しめることでしょう。

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