※こちらは「かいサポ(お買いものサポーターチーム)」が編集・執筆した記事です。
Photographed by 田中宏和
脱ハンコの流れが加速している昨今ですが、実印など重要な局面で使われる印鑑は、今後も引き続き運用されることとなっています。
現存しているのは日本、台湾だけと言われる印鑑による認証制度。伝統的な文化のひとつとして、今後も守っていきたいところですね。
machi-yaに登場している「未来印」は、ステンレス製の印鑑。しかし、単に金属で作られているというだけのプロダクトではありません。
陰影が浮き出てくるギミック
「未来印」の特長的なポイントは、上のGIF動画で見てのとおり。
つまみを回すことで、印面以外の部分が沈んでいくという仕組みになっていますが、このパーツ間のクリアランスは、たったの0.002mm。ほとんどすき間がないため、印面を格納すると、平滑な金属面にしか見えないのです。
この精巧な加工技術は、一見の価値ありですよ。
印面すき間のゴミ詰まりを起こさない
朱肉や書類に付着しているホコリなどのゴミが少しずつ印面のすき間に蓄積してしまうため、印鑑が目詰まりしやすいというのは、皆さんもご存知のとおり。
剣山みたいな形をした、印面を掃除するための印鑑ブラシがあるのはそのためですね。
しかし「未来印」は構造上、こうした目詰まりが起きないようになっています。
※0.002mmのクリアランスにゴミが挟まってしまうとパーツがスライドしなくなってしまう恐れがあるため、使用のたびに付属のクロスできちんとクリーニングする必要があります。決してメンテナンスフリーという意味ではないので、この点は誤解しないようにしてください。
使い方は手順どおりに
「未来印」は、精密な金属パーツを保護するために、使用するときの手順が決められています。
まず、専用の朱肉以外は使用不可となっているので、セットされている朱肉を使って、格納状態のままで朱肉インキを付けます。
次に、印面を浮き上がらせれば、押印準備が完了。
押印したら、ゆっくりつまみを回して、印面を格納します。
当然、印面以外の引っ込んでいたパーツには朱肉インキが付いたままになっているので、これを付属のクロスで拭き取ります。
ティッシュペーパーや一般的な布などを使うと、微細なケバやチリなどがクリアランスに侵入してしまう可能性があるので、必ず専用クロスを使ってください。
取引相手も驚く「未来印」
取引相手の目の前で実印を使う場面というのは、少々緊張感を伴った空気になっていることがほとんどのはず。
ここで、金属製のいかにも重そうな「未来印」をバッグからゆっくり取り出し、おもむろにキャップを外しつつ、ただの円柱(のように見える印面)を相手に見せてみましょう。
呆気にとられる相手に未来印のギミックをひとネタ披露すれば、おそらく相手方にとって、あなたは一生忘れることができない取引相手となるに違いありません。
この価値こそ、まさにプライスレスです。
専用ケース、電子印鑑用の印影データも付属
桐箱に収められて届く「未来印」には、革製のケースと電子印鑑用の印影データもセットされてきます。
高級印鑑と呼ぶに相応しい「未来印」は、現在machi-yaでプロジェクトを公開中。執筆時点では、30%OFFになる超早割が選択可能でした。
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