Text and Photographed by 苫米地結子
BUSINESS INSIDER JAPANより転載:
コンビニ弁当に特化したエコバッグ、穴を自己修復するエコバッグ……。
この連載では、これまでにさまざまなエコバッグが登場している。
私が紹介したいのは「リュックになるエコバッグ」だ。背負うことができれば、手に提げるよりも負担が軽減される。
体力のない私にはぴったりかもしれないと思い、試してみることにした。
「バッグではない」エコバッグって?
notabag「BAG & BACKPACK 」4070円(税込)ブランド名は「notabag(ノットアバッグ)」。
一見なんの変哲もないトートタイプのエコバッグだが……。
※動画編集の都合上、色がオレンジっぽくなってしまったが、実際は写真通りの色味だ。
このように持ち手を引っ張ることで、簡単にリュックに変身する。
恥ずかしながら、私はオーバーオールや抱っこ紐の長さ調節が苦手で、いつも手間取ってしまう。
このバッグも、リュックに切り替えるとき苦労するのでは……と思っていたが、そんな心配は無用だった。
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世界各国で認められたエコバッグ
ペットボトルや大ぶりな野菜も背負ってしまえばラクに運べる。
両手が空くので、ティッシュペーパーやオムツを持つことだってできる。
この構造は、EU(欧州連合)で特許デザインとして認められているほど。
日本では「2019年度グッドデザイン賞」を受賞しており、ドイツの国際的なデザイン賞「German Design Award 2016」も受賞している。
2日分の食材がすっぽり収まる
収納部分の大きさは、大体45センチ四方ほど。
一人暮らしの2日分くらいの食材であれば、余裕ですっぽり収まる。
内ポケットがついているのもありがたい。
スマホや鍵をしまっておけば、使いたいときにすぐ取り出すことができる。
アウトドア素材だから丈夫で水にも強い
素材の比率は、コットン63%、ナイロン37%。よく見ると、格子状に繊維が縫い込まれている。
これは「リップストップ」といって、強度を保つためにテントなどのアウトドア用品に使われる生地。薄手だが、重いものを入れても破れにくいようにつくられている。
また、撥水性も抜群で、水滴がついてもさっと拭き取ることができた。
汚れてしまっても、低温にすれば洗濯乾燥機で洗えるのも助かる。
簡単にたためてコンパクト
私は、用途に応じて複数のエコバッグを所持している。
どのエコバッグもお気に入りだが、たたみにくくて無理やり収納袋に押し込んでいるものも多々ある……。
その点、このエコバッグは、ダントツでたたみやすい。不器用な私でも20秒くらいで簡単に折りたたむことができる。
収納ケースにしまえば、縦13センチ×横15.5センチ×厚さ2センチほどに収まるので、いつも仕事用のカバンに忍ばせている。
ふらっと買い物に立ち寄った時に「エコバッグを忘れた!」と慌てることもなくなった。
出張先でお土産を買うときにも役立っている。
約50種類のカラバリ展開
再生PET素材で作られたシリーズもある。notabag公式サイトよりキャプチャ
エコバッグといえど、ファッションデザイナーと共同開発した商品ということもあり、デザインが豊富。
公式サイトを確認したところ、なんと約50種類ものカラーバリエーションがあった。
どれも洗練されたデザインで、どの色にしようかしばらく迷ってしまう。
年齢や性別関係なく、多くの人が使えそうなデザインなので、プレゼントとしても喜ばれそうだ。
買い物袋用に購入したが、銭湯やジムの着替え袋にも応用できそうなので、追加購入を検討している。
エコバッグの域を超えて活躍するアイテムになりそうだ。
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