【4/2】スタバの世界1号店だけで飲めるドリンク
・rose iced tea with salted cheese foam
世界1号店のメダリオンと一緒に撮影!(この店だけで飲めるドリンクは、この日、ティーだけでした)。
1971年創業!Starbucks世界1号店は、シアトルにある
スタバ1号店の外観。長い列の先頭になると、おばあちゃんスタッフが案内してくれた
アメリカ西海岸のシアトルといえばコーヒーの街。みんな大好きスターバックスコーヒーも、タリーズコーヒーもシアトルズベストコーヒーもみんなシアトル発祥。
そんなシアトル(ワシントン州)を旅してきました。朝もランチもコーヒー三昧!
コーヒー文化が花開いた理由は、港で働く漁師さんたちが朝コーヒーを飲んで漁にでる習慣があった、雨が多い街なのでゆっくりコーヒーを楽しむようになったなど……諸説あるみたい。
今回の旅仲間たちと、シアトルのアイコン「スペースニードル」の展望台にて
実はスターバックスコーヒーの本物の1号店はもう残っていないんですって。今は、創業の地・パイク・プレイス・マーケット(Pike Place Market)に現存するこちらの「Pike Place-Heritage Market店」が“1号店の称号”を得ているのです。
全米で最も古い公共マーケットである「パイク・プレイス・マーケット」は、東京ドームよりやや小さい面積。大型チェーン店の出店は許されておらず、シアトルメインで営業している小さな商店のみが軒を連ねます。
かつてはスタバも、そんな小さな店の一つでした。
壁にはThis is Where it all beganの文字が……!
FOOD系からお土産に最適なクラフトショップ、芸術的にアレンジされた花屋さんまで個性的なお店がひしめくこのマーケットには、「助け合いの精神」が息づいており、ライバル心よりも互いを支え合う気持ちで毎日元気に営業をしているんだそう。ここから未来のスタバが生まれるかも?
オリジナルのロゴグッズが買えるのは、世界1号店だけ
よく見ると、この店のロゴマークは、現在のスタバのものとは異なっています。これぞ正真正銘、スタバの一番最初のロゴ!
黄金バージョンのタンブラーも
世界1号店・PIKE PLACE(パイク・プレイス)オリジナルブレンドのコーヒー豆も売られていました。
「STARBUCKS RESERVE® ROASTERY」の世界1号店にも行ってみた
スターバックスのオリジナルロゴがコーヒー色に輝く外観
日本の中目黒のほか、NY、上海など世界に6店舗しかない「STARBUCKS RESERVE® ROASTERY」。そのフラッグシップ店=世界1号店は、2014年、シアトルにオープン。ヒッピーたちによるシアトル文化発祥の地といわれるキャピトルヒルにあります。
こちらはリザーブロースタリーのロゴ
世界中の同店で流通する豆は、すべてこの地でつくられて旅立っていくのです。そう思うと感慨深い……!
巨大な焙煎機の前で微笑むのは、約20年前にスターバックスコーヒージャパンの立ち上げにたずさわったのち、アメリカのスタバで働く夢を叶えた日本人のAtsukoさん! 豊富なコーヒーの知識で日本からの旅人をもてなしてくださいました。
コーヒー飲み比べ体験。一番のお気に入りはね…
つまるところこのフラッグシップは、さまざまなコーヒー豆、味、抽出方法をとことん追求するスタバのスタイルを体験できるテーマパークのようなところ。
コーヒーの飲み比べ体験(1人45USD)や、エスプレッソマティーニづくり体験なども可能(1人95USD/いずれも公式HPから要予約)。
飲み比べ体験を担当してくれたスタッフのダニー君。はにかみ笑顔がキュートすぎる!
「WHISKEY BARREL-AGED」
筆者一番のお気に入りは、ウイスキーをつくったあとの樽でコーヒーを6ヶ月間熟成させた「WHISKEY BARREL-AGED」(ノンアル)。最後にバニラエッセンスで甘さと香りを加えています。ノンアルコールなのにまるでウイスキーのような透明感のある不思議な味わいの虜になりました。日本の「STARBUCKS RESERVE® ROASTERY TOKYO」には「バレルエイジド コールド ブリュー」というメニューがあるようですが、おそらく同じ、もしくは似た製法のコーヒーを使っていそうですね。
店内にはバーや、イタリアンスタイルのベーカリー(写真)も
フラッグシップ限定のグッズコーナーを発見。お土産選びがはかどりました。
おまけ:シアトルのアイコン「スペースニードル」
シアトルのアイコンといえば、184mのタワー「SPACE NEEDLE(スペースニードル)」。世界初の回転するガラス床が刺激的でした。隣の透明な建物はガラスアート巨匠デイル・チフーリ氏の美術館「CHIHULY GARDEN AND GLASS」。特に庭園の自然とガラスアートを融合させた作品群にぐっときました。
「CHIHULY GARDEN AND GLASS」にて
「CHIHULY GARDEN & GLASS」にて
あれ、気付けば「ふつうごはん日記」というより「シアトルコーヒー旅日記」になってしまいました(笑)。いやはや、シアトルのコーヒーはどれもおいしかった。
スタバのような有名どころだけでなく、小さなロースタリーやコーヒーブランドもたくさんあるので、シアトルはコーヒー好きにはたまらない旅先になるはず……!日本から最も短時間で飛べるアメリカ本土の街(往路は片道約9時間でした)であることも推せる!(取材協力=シアトル観光局/コーディネーター=松田京子)
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