今回やって来たのは1~3人用のホワイト&オレンジのメーカー。備え付けの豆乳レシピの序文に、「豆乳の起源は中華文明 前漢王朝の時代、淮南の王 刘安が母親のために作ったのが豆乳であるとされ、その歴史は2000年にものぼります。中国の古書『黄帝内経』には『豆乳の成分は体に優しく、腎機能を補い、肺にたまった淡を除去する効果がある』と記載されています」と、中国メーカーとの共同開発ならではの豆知識が掲載されていました。ちなみに、『黄帝内経』は現存する中国最古の医学書と呼ばれています。豆乳と健康とのつながりの深さが感じられ何とも気分が上がります。
材料は大豆と水だけ。これで、ほの温かくておいしい豆乳が作れます。豆5分の3カップ、水1Lを入れふたを閉め、「急速豆乳」のボタンを押すだけで15分後には完成。当初、撹拌の音に少し驚きましたが、慣れます。ただ、完成後に鳴る音だけは少し大きいですね…。
本当に不思議なのですが、ベージュのお豆と水でこんなに白い豆乳ができるのを目の当たりにすると感動します。その後、こし器にかけてなめらかな豆乳完成! そうすると、口当たりが良くなり、さらさらとした飲み口でどんどん飲めます。店頭で販売されているパックの調製豆乳より、大豆本来の素朴な味わいが口に残ります。グリーンスムージーもいいですが、温かい豆乳を朝の習慣にしても良さそう。
先ほど、分離した際にできた、おからでドーナッツや、おからとひじきの煮物なども作りました。
また、豆乳単体だけでも、コンフレークに混ぜたり、豆乳スープなども簡単に作れ、1週間作り続けても、飽きがこず、うれしいことにお料理のレパートリーも増えました! イソフラボンを毎日摂取していることで、肌の調子も上がってきたので、このまま習慣にできたらいいなと思います。できたおからを使った簡単レシピは以下から。
【おから炒め】
[材料]
・おから…100グラム
・ひじきの煮物…150グラム
・水…200ml
・(調味料)
酒…大さじ1/2
みりん…大さじ1/2
砂糖…大さじ2
だしの素…小さじ1/2
醤油…大さじ1
[作り方]
熱したフライパンでおからを炒め、ポロポロしてきたら、調味料を入れます。少しずつ水を入れ、まんべんなく混ぜ合わさったら、ひじきの煮物を入れて完成。
【おからドーナツ】
[材料]
・おから…90グラム
・強力粉…100グラム
・砂糖…50グラム
・卵…1個
・ベーキングパウダー…小さじ2
[作り方]
上記材料を混ぜ合わせ、油で揚げる。きな粉をまぶして食べてもおいしい。
【豆乳スープ】
[材料]
・ジャガイモ…1個
・タマネギ…1個
・豆乳…500ml
・塩コショウ…適量
・コンソメ…1個
[作り方]
上記野菜を炒めた後、コンソメの素と豆乳を入れ弱火で煮て完成。ポイントは分離を防ぐため、強火で沸騰させないこと。
自宅で豆乳を作れる生活、一度お試しください!
豆乳&スープメーカー[神田無線電機株式会社](ハタナカ)