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完成したビルの内部ってあまり自由度がありませんよね。例えば、フロア全体を「村」みたいなレトロデザインにしたいと思っても、通路の幅や壁の位置は固定ですから、あまり大それた改造はできません。
「それならば、全部フラットなフロアにして、自由にレイアウトできるようにしてしまおう!」という、幾分無茶にも感じるこのコンセプトは興味深いです。イタリア出身のアーキテクトFrancesco Gatti氏の革命的アプローチ「Shelf Hotel」です。
この概念の利点は、ユーザーや利用方法が決まっていないフロアがあっても十分のフレキシビリティを持たせて建設できる、ということだとか。
建物の下部はグリーンの多い開放的なプラットフォームにし、上階はマンション住まい、オフィス、ホテルなどにする、という大まかな提案があるようです。グリーンが多いフロアができるというのはいいですね。
中国向けに提出されたコンセプトなのですが、どうなんでしょう。発想としては多くのヒントを与えてくれているような気がします。
Shelf Hotel: Revolutionary Approach to Modular Architecture [via Web Urbanist]RSSブログ情報:http://www.roomie.jp/2013/01/45546/