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台所の家事というのは一連の流れ。食品を取り出して、洗って、切って、調理して、そして使い終わった食器を洗う。布巾などの洗濯だってその流れに含まれちゃうかも。
そんな全てのステップを一台のシステムキッチンで実現しようというコンセプトのデザインプロジェクトが「Liberty Project」。キッチンやランドリーなどの家電ブランドWhirlpool Latin America社のHelder Filipov & Advanced Design Teamによるコンセプトです。
冷蔵庫、冷凍庫、オーブンレンジ、コンロ、調理台、シンク、食洗器、そしてランドリーと、すべてがモジュールの組み合わせで実現される、「未来のキッチンの標準仕様か?」と期待したいほどの充実っぷり。
しかも、コンロ、調理台、シンクなどの作業領域の台は自由自在に高さを変えられます。車椅子ユーザーにとってもフレンドリーなバリアフリー対応。これはうれしいですね。
そしてまたプロモーション動画も良くできています。少し長いですが、とても分かりやすく、これが実現したらキッチンに対する見方が変わるかもしれません。
動画後半(3:23当たり)で衝撃を受けましたが、そう実はこれ、モジュールは入れ替えや組み換えが出来るシステムなのです。左の冷蔵庫を右に持ってくることも、作業の流れを逆方向に組むことも可能なんですね。
全体的なデザインも優しい印象で、モダンな家なら自然に溶け込みそう。だけど仕様はタブレット世代にピッタリの機能性重視。
こんな素敵なコンセプト、未来まで待たずに今すぐ実用化してくれてもいいんですけど。メーカーさん、お願いします。
[YANKO DESIGN]
RSSブログ情報:http://www.roomie.jp/2013/11/117942/