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発展途上国の国々では、マラリアなどの伝染病で命を落とす人も多い。
もし早く気がつくことができて、予防ができれば…今よりたくさんの命が助かるかもしれない。
サンフランシスコを拠点に活動するデザインファーム・Fuseprojectがコンセプトとして発表した「Kernel」。マラリアなどの検査を自分で行うことができる、ウェアラブル・デバイスです。
この「Kernel」に、自分の血液や唾液、尿や息などをつけることで、自分でマラリアの検査をすることができ、その情報はスマートフォンを介して、医師に送信することができるようになっています。
検査が終わったら、ふたを閉じると内蔵の検査用パッドを殺菌する仕組みになっています。
首に下げていることで、ユーザーの体温を管理することもできます。
また、専用アプリをインストールすることで、薬のリマインダーの役割を果たしてくれたり、クラウドを通じて医師と繋がることができるという安心感も生まれます。
1人でも多くの人に輝ける未来を与えてくれるかもしれないアイデア。製品化に期待が高まります。
Wearable device could detect disease “when the nearest doctor is days away”[dezeen]
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