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わがままを追求したコーヒードリップスタンドを作りました
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わがままを追求したコーヒードリップスタンドを作りました

2014-02-05 13:00

    筆者は妻とふたり、京都の大山崎という小さな町でコーヒー豆を焙煎し、自ら運営する「大山崎 COFFEE ROASTERS」というオンラインショップで販売しています。

    ポップアップストアでコーヒーをハンドドリップする機会が多く、日に日に強くなっていったのが、デザインが良く使いやすいドリップスタンドが欲しいという思い。

    以前ルーミーで、アメリカ西海岸のサードウェーブ系コーヒーショップで出会ったユニークなドリップスタンドについて紹介しました。コーヒーだけでなく道具への強いこだわり、そして、彼らの「自分たちの仕事道具は自分たちで作る」という精神にとても共感しました。

    そして私たちはオリジナルのドリップスタンドを作ることに決め、昨年末、ついに完成しました。

    ドリップスタンドに求めたのは、屋外でも安心な安定性、ドリップしやすい形状、そしてデザイン性です。設計をお願いした金属加工の専門家と議論を重ね、これらを実現させました。



    こちらが完成したドリップスタンド。薄い平板と細い円柱を用いたシンプルなデザイン、しかも金属製で安定性は申し分ありません。ドリッパーに触れる面積が極めて少ないため、金属製ながらコーヒーの熱を奪いません。筆者愛用のハリオV60ドリッパー(02サイズ)用に設計されています。


    さらに、ドリッパーを支える板がひょうたん型のスリム設計で、2連スタンドにも関わらずドリップ時にケトルの邪魔をせず、使い心地も最高です。



    「道具」は仕事の質に関わるだけでなく、仕事を楽しくしてくれる大切なモノ。色々な職業の人が様々な道具を生み出すようになれば、もっと楽しい社会になるはずです。

    なお、こちらのドリップスタンド、販売の予定はありませんが、ご興味のある方は大山崎 COFFEE ROASTERSの問合せページもしくはFacebookページまでお気軽にご連絡ください。

    All photos by Mayumi Nakamura

    大山崎 COFFEE ROASTERS(大山崎コーヒー・ロースターズ)

    RSSブログ情報:http://www.roomie.jp/2014/02/136438/
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