いよいよ読書の分野にも革命が起きようとしています。
「Sensory fiction」。マサチューセッツ工科大学が開発中の画期的な読書体験システムです。ネットワークで繋がった特殊な本とベストのようなウェアラブルデバイスによって、より深く主人公の気持ちを味わうことができるそうなのですが、これが結構すごい!
特定の一節がトリガーとなり、主人公がドキドキしている場面では主人公の鼓動に合わせてベストが振動し、感情的な場面ではベストの温度が温かくなったり、苦しい場面ではベスト内のエアバッグが膨らむなど、全身で主人公になりきることができます。
また主人公の気持ちやムードに合わせて本の表面のLEDライトもさまざまな色に変化し、そのパターンは150種類。これらによって読者はより想像の幅を広げることができ、感情移入しやすくなるのですね。
ごろ寝読書派の方にとってはすこし窮屈な装備かもしれませんが、一度は体験してみたい読書システム。どんな本で体験しようかと考えただけで、今からワクワクしてきます!
SENSORY FICTION[MAS S65: SCIENCE FICTION TO SCIENCE FABRICATION]