歯磨き粉を最後まで使い切れなかった経験がある人は、数多くいるのではないでしょうか。もしかしたら、このプロダクトはそんなストレスを軽減してくれるかもしれません。
アメリカのアリゾナ州立大学でデザインを学ぶNicole Pannuzzo氏も、きっとそんな悩みを抱えていたに違いありません。そう、彼女は新たな歯磨き粉チューブの形状を思いついたのです。
彼女は折り紙からインスピレーションを得て、写真のようならせん状のチューブを考えました。さらにこのチューブ、中身を押し出して使って行くうちに段々コンパクトになるのです!
つまり、今までのように底の方から無理に押し出さなくても、終わりに近づくごとに底が出口に近くなり、残っている歯磨き粉がより出しやすくなるということです。
また、大きめで平らなキャップは、中身が減ってチューブが変形しても立てやすい仕様に。今まで無意識に感じていたモヤモヤが消えるアイデアです。
何百個ものプロトタイプを作った末にたどり着いたこの形。まだ商品化の予定は無いそうですが、歯磨き粉以外にもこういった形状の容器を用いるものに幅広く使えそうですね。いつしかお店の棚にこの形が並ぶことを期待します!
[Nicole Pannuzzo]
Toothpaste Tube Redesign[HUH.]