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クリスマス・バード・カウントとは、アメリカのオーデュボン協会が主催し、カナダではバード・スタディズ・カナダが協力するプロジェクト。
世界最古の市民参加型の科学調査です。
クリスマス前後の日程に、市民ボランティアが野鳥の種類や個体数を一斉に調べます。
この世界最古の野生生物調査は1900年にフランク・チャップマン博士が休日の”サイド・ハント”’の代替案を提案したことから始まりました。
”サイド・ハント”とは、小鳥を含む最も小さな獲物を誰が打ち落とすかを争う遊びでしたが、チャップマンはこれに代わり、鳥の数を数えることを提案したそうです。
最初の年は25カ所で27人の参加者が90種を発見しました。
113回目となった昨年度は6万人以上のボランティアが参加し、過去最大規模となったそうです。
年に一回の行事ですが、身の回りをよく観察することで、野鳥だけでなく生活の様々なことにも気付くことができる、素敵なイベントですね。
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