いちじくは漢字で「無花果」と書きますが、実際には花が咲かないわけではありません。

実の中に無数の白い花を咲かせ、外から見えず花が咲かないように見えるから「無花果」なのだとか。つまり通常食べている部分は厳密には果実ではなく、いちじくの花にあたる部分。果実のように見える部分は、花軸が肥大化したものだそうですよ。

いちじくは水溶性食物繊維のペクチン、カルシウム、ポリフェノールを含んでおり栄養価の高いフルーツ。ぶどう糖と果糖が含まれ、エネルギーへの即効性があり、脳のエネルギー源となることから、イチジクの木は別名「知恵の木」と呼ばれています。

消化促進と二日酔いの予防にもよいそうなので、お酒のおつまみにもオススメです!(参照:旬の食材百科

今回ご紹介する『いちじくの白和え』は日本酒、白ワインにも合います! 生ハムや茹でたインゲン、アスパラガスなどをプラスしてもおいしいですよ。

『いちじくの白和え』

【材料】2人分
・いちじく(2個)
・絹豆腐(1/2丁)
・塩(少々)
・ピスタチオ(適宜)

(A)
・生クリーム(50㏄)
・すりごま(小さじ1)
・三温糖(小さじ1)
・薄口しょうゆ(少々)

【下ごしらえ】
・ピスタチオをフライパンで軽く煎り、粗みじん切りにする。

【作り方】
1. お豆腐を水切りしてすり鉢でする。又はザルで裏ごしする。

2. Aを加えてゴムベラでよく混ぜ合わせ、塩で味を調える。

3. いちじくの皮をむき櫛切りにし、(2)と和えピスタチオをトッピングする。

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