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チェコの建築会社「Atelier 8000」が製作したキューブ型ロッジのコンセプト「Kežmarské Hut」。
スロバキアの山々に囲まれた高地の地形でも1年を通して住みやすく、またエネルギーの利用にも配慮した設計になっています。
なんだかサイコロみたいなお家が、空からストンと降ってきたかのような感じです。実はこれ、見物している人が方向感覚を失わないようにするための工夫なんだそう。確かに立方体の家がそのまま建ててあったら、どこから見ても同じように見えてしまいますもんね。
どの位置からでも必ず3面が見えるようにして、光と影のトーンで全体をくっきりと見やすくする効果も狙っているようです。
また表面は主にアルミニウムとガラスで覆われていて、光発電のシステムも備えたデザインになっているんだとか。こういう場所ではエネルギーを蓄えるのが大変ですから、可能な限り効率よく発電したいものですよね。
インテリアはすべて暖かみのある木製。窓が斜めになっていることで、お日さまの光も効率よく取り入れられそうです。ぽかぽかいい気分でお昼寝したいな。
家といえばしっかり安定感があり整列された建物をイメージしがちですが、最近では形のバリエーションがちょっとだけ広がりつつあるような気がします。未来の家はどんな形になっているのかな。家ってこれからどんなふうに進化していくんだろう。
Kežmarské Hutのそのほかの様子は、こちらからどうぞ。
[Atelier 8000]
atelier 8000 tilts kezmarska hut on its corner in slovakian mountains[designboom]
RSSブログ情報:http://www.roomie.jp/2014/10/214180/