iStrategyLabsの39回目の実験は「DOROTHY」。Rubyと呼ばれる小さな端末を利用して、ユニークなウェアラブルデバイスに仕上げています。

靴に取り付けたら、かかとを3回トントンしてアクションを起こすことができるそうです。一体どんな使い方をするんでしょうね、ちょっと動画を見てみましょう。

どうでしたか?機能も使い方もユニークなDOROTHY。もう一度その機能を見てみましょう。起こせるアクションは、主に3つでした。

まずは架空の電話を受け取る設定。苦手な人と一緒に過ごすことになったとき、「ああこのタイミングで電話がなってくれたらな…」なんてことがありますよね。DOROTHYを使えば、そんな演出も可能です。

例えば、上司から電話がかかって来たことにするとしましょう。あらかじめボスの名前を入れておいて、ここぞというタイミングでかかとをトントンすると…。

グッドタイミング!電話が鳴りました。これで一時的にでも、席を外すことができますよ。

2つ目は、あらかじめ決めておいた相手にメールを送る機能。例えば、集合場所についたとき、いつものようにDOROTHYを装着した靴でかかとをトントンすると…。

位置情報とともにメッセージを送ることができます。待ち合わせる人がいつも一緒のときは、メールを送る手間が省けていいかもしれません。

3つ目はUber。動画内での説明はありませんでしたが、モバイル配車サービスを、かかとから利用することを考えているそうです。かかとトントンでタクシーば呼べるだなんて、アニメの世界みたいですよね。ランプをこすると妖精を呼べる、みたいな。

ユニークなウェアラブルデバイス、DOROTHY。フェイクの電話などすでに面白い機能も搭載されてはいますが、これからもっといろんなことができるようになれば、さらにユニークな使い道が生み出されそうな気がします。さらなる開発に期待、ですね!

Meet Dorothy: Click Your Heels To Summon An Uber, Call Your Phone, Or Text Your Friends![iStrategyLabs]

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