今週末、まだ予定が決まっていない方は、横浜に足を運んでみてはいかがですか?

横浜市泉区にある障がい者支援施設共働舎では、11月22日(土)に毎年恒例の秋まつりが開かれます。共働舎とは、障がいのある方々(主に知的障がい)が、陶芸の制作、パン製造、農園芸、製品販売・喫茶の部門に分かれて働いている施設です。

障がいがあっても、その方の個性を生かした作業は必ずあります。作業の全過程でなくても、その方が出来ることを探して、障がい者、健常者が共に働く場所が共働舎です。働いている時の皆さんの生き生きとした表情を見ていると、こちらまで元気が出てきます。

僕も7年間、共働舎の利用者の方と共に、月に2回、園芸療法の活動(園芸クラブ)を行っていました。仕事の後のクラブ活動として行っていたので、参加者の方々が仕事の時とは違ったリラックスした表情で活動されていたことを思い出します。

過去の秋まつりでは、園芸クラブで育てたポップコーン用のトウモロコシを使用して来場者にポップコーンの販売を行ったり、落ち葉を使って秋まつりの看板の制作もしました。

一般の社会生活で、障がい者の方と接する機会はなかなか無いと思います。僕も共働舎に足を運ぶまではそうでしたし、少なからず障がい者の方々に偏見を抱いていました。

そのため最初の頃は多少の衝撃を受けましたが、利用者の方々と顔馴染みになるにつれて、そのような感情は消えてしまい、その方が抱えている障がいというものが、その方の個性なんだなーと思えるようになりました。

共働舎では普段からパンや陶芸、草花の苗などを販売しているので、一般の方にも入りやすい施設ですが、秋まつりともなると地域の方が本当に多くいらっしゃいます。石焼の窯で焼くピザなどは毎年大人気です。

また共働舎の草花はとても丈夫で、花付きもしっかりしたものが多く、僕も良く利用させていただいています。

共働舎へは、横浜市営地下鉄立場駅から徒歩約5分。秋まつりは10時~15時までの開催ですが、人気の商品は午前中に売り切れてしまうこともありますので、ご興味の方はお早めに行かれると良いでしょう。

昨年の秋祭りの様子です。

共働舎

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