もうすぐお正月。年末年始どこか旅行に行く人もいれば、お家でまったり過ごすかたもいることでしょう。お家にいながら、笑ったり、感動したり、興奮できるのがホームシネマ。そんなお正月にピッタリの映画を5つのシチュエーションに分けて、2作品ずつ計10作品選んでみました。

クールでハラハラドキドキできる映画

1.『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』

監督
ジェームズ・ガン

キャスト
スター・ロード/ピーター・ジェイソン・クイル:クリス・プラット
ガモーラ:ゾーイ・サルダナ
ドラックス:デビッド・バウティスタ
グルート(声):ビン・ディーゼル
ロケット(声):ブラッドリー・クーパー

製作年/製作国
2014/アメリカ

あらすじ
メンバー全員が犯罪歴をもつお尋ね者がチーム「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」を組み、銀河滅亡の危機を阻止する戦いに巻き込まれていく。

アイアンマン、キャプテン・アメリカ、マイティ・ソーなどのマーベルのヒーローチームのひとつ、ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーを題材にしたSFアクションファンタジー。

キャラクター性がイマイチつかみにくかったのか日本ではそれほどヒットしませんでしたが、数あるマーベル作品の中でも屈指の面白さです! ちなみに映画と連動したサウンドトラックもオススメ。

2.『グランド・イリュージョン』

監督:ルイ・ルテリエ

キャスト
J・ダニエル・アトラス:ジェシー・アイゼンバーグ
ディラン・ローズ:マーク・ラファロ
メリット・マッキニー:ウディ・ハレルソン
アルマ・ドレイ:メラニー・ロラン

製作年/製作国
2013年/フランス・アメリカ

あらすじ
ゴージャスで緻密なトリックを使って銀行強盗を成功させる謎だらけのスーパー・イリュージョニスト・チーム“フォー・ホースメン”。彼らの真の目的と、強盗犯として彼らの逮捕に乗り出す捜査当局との攻防を描くクライム・サスペンス。

お正月といえば、豪華なマジックショー! 見どころは、魔法のようなマジックの数々とそのタネあかしを混ぜた手に汗握るストーリー展開。正直、開いた口がふさがりません。

大笑いしたあとしんみりできる映画

3.『宇宙人ポール』

監督
グレッグ・モットーラ

キャスト
グレアム:サイモン・ペッグ
クライブ:ニック・フロスト
ポール(声):セス・ローゲン

製作年/製作国
2011年/アメリカ

あらすじ
コミックと映画の祭典「コミコン」のためにアメリカにやってきたイギリスのオタク青年グレアム(サイモン・ペッグ)とクライブ(ニック・フロスト)。その旅の途中で極秘施設から逃亡してきた宇宙人ポールに遭遇するも、彼を母星に帰すために奮闘する。

ハリウッド・コメディの代名詞となりつつある、サイモン・ペッグとニック・フロストが脚本と主演をこなすSFコメディ。有名なSF映画のパロディ盛りだくさんですが、元ネタがわからなくても十分楽しめます。

4.『僕らのミライへ逆回転」

監督
ミシェル・ゴンドリー

キャスト
ジェリー:ジャック・ブラック
マイク:モス・デフ
フレッチャー:ダニー・グローバー

製作年/製作国
2008年/アメリカ

あらすじ
マイク(モス・デフ)が働く昔ながらのレンタルビデオ店「ビー・カインド・リワインド」は街の再開発のためお店は取り壊しの危機に。ある時マイクはどうしても店を空けなければならず友人のジェリー(ジャック・ブラック)に留守番をお願いするも、ひょんなことから全てのVHSテープの内容が消去されてしまう。にっちもさっちも行かなくなった二人は、映画のリメイクを撮影しレンタルし始めることに。

「エターナル・サンシャイン」のミシェル・ゴンドリー監督が独特のタッチで描く、映画のパロディ系ハートウォーミングコメディ。この映画を観ると自分たちでもおもしろパロディ映画が作れそうな気になれます。ちなみにこの映画のせいで、映画のDIYなリメイク動画が流行りました。

クールで笑える映画

5.『21ジャンプストリート』

監督
フィル・ロード
クリストファー・ミラー

キャスト
シュミット:ジョナ・ヒル
ジェンコ:チャニング・テイタム

製作年/製作国
2012年/アメリカ

あらすじ
犯罪特別捜査課に配属されたジェンコ(チャニング・テイタム)とシュミット(ジョナ・ヒル)は青年犯罪者を捕まえるために高校に潜入捜査をおこなうも、昔を思い出して高校生活をエンジョイしはじめる。ところがその高校で凶悪犯罪が発生してしまう。

元々はある有名ハリウッドスターが出ていたテレビシリーズのコメディ・アクション。もちろんジョナ・ヒルのおとぼけが今回も炸裂しています。この人どの映画にでてもキャラクターが同じなんですが、プライベートもそうなんでしょうか!?

アメリカでは大ヒットしましたが、日本では残念なことに劇場未公開でした。最後にそのとある有名ハリウッドスターが友情出演します!

6.『ゲット・スマート」

監督
ピーター・シーガル

キャスト
マックスウェル・スマート:スティーヴ・カレル
エージェント99:アン・ハサウェイ

製作年/製作国
2008年/アメリカ

あらすじ
アメリカの諜報機関「コントロール」に所属している非常に優れた分析官、マックスウェル・スマート(スティーヴ・カレル)。ある時「コントロール」本部が国際テロ組織「カオス」に襲撃され、全てのエージェントの身元がばれてしまう。唯一身元がばれてないスマートがエージェント86となり、エージェント99(アン・ハサウェイ)とコンビを組みカオスの陰謀を阻止することになるのだが…。

これも昔のアメリカのテレビシリーズの映画化モノのコメディ・アクション。スティーブ・カレルのボケとアン・ハサウェイのツッコミがとってもコミカルで、さらにハードなアクションもこなします。

明日に希望が持てる映画

7.『きっとうまくいく』

監督
ラージクマール・ヒラニ

キャスト
ランチョー:アーミル・カーン
ラージュー:シャルマン・ジョシ
ファラン:R・マドハヴァン
ピア:カリーナ・カプール

製作年/製作国
2009年/インド

あらすじ
超名門大学ICEに入学したファラン(R・マドハヴァン)とラージュー(シャルマン・ジョシ)は超天才の自由人ランチョーに振り回されも、自由奔放なキャンパスライフを送る。そんなキャンパスライフのなか、鬼学長の娘とランチョーは恋に落ちる。…そして卒業から10年後、ランチョーは行方不明になっていた。

インド映画特有のダンスシーン満載ですが、ハートウォーミングな青春ドラマとしても一級品です。そしてランチョーがピンチにおちいったときに唱える呪文が「きっとうまくいく」。見終わったあとにそんな気分になれる素敵な映画です。

8.『LIFE!』

監督
ベン・スティーラー

キャスト
ウォルター・ミティ:ベン・スティーラー
ショーン・オコンネル:ショーン・ペン

製作年/製作国
2014年/アメリカ

あらすじ
いつも自分がヒーローになる妄想にふけってしまう、雑誌「LIFE」の写真管理部に所属する平々凡々の男ウォルター(ベン・スティーラー)。ところが「LIFE」の最終号の表紙を飾る写真のネガが行方不明に。地下室からでたことがなかった彼は意を決して、写真をとったショーン(ショーン・ペン)を追っかけて自分の妄想をはるかに超える冒険の旅に出ることになる。

ベン・スティーラー監督・主演をするのはとても久しぶり。意外にコメディ色が少ないファンタジー・ヒューマンドラマです。自分の殻を破っていくたびにたくましくなっていくベン・スティーラーの表情と演技にとても勇気づけられる映画です。

大人も子どもも楽しめるアニメーション映画

9.『ネズミの騎士デスペローの物語』

監督
サム・フェル
ロバート・スティーヴンヘイゲン

声の出演
マシュー・ブロデリック
ダスティン・ホフマン
エマ・ワトソン

製作年/製作国
2008年/イギリス・アメリカ

あらすじ
ねずみらしくないデスペロー、彼が恋した王女、殴られつづけた下働きの娘、光を憎むどぶねずみ…愛と希望と寛容の心を綴る物語。
引用:ねずみの騎士デスペローの物語[ポプラ社]

あらすじの引用にあるとおり、原作は2004年にニューベリー賞を受賞した児童書です。原作に負けじ劣らずとてもすばらしいアニメーション映画。小学生くらいのお子さんから大人まで楽しめる作品です。日本未公開作品。

10.『ガーディアンズ 伝説の勇者たち』

監督
ピーター・ラムジー

声の出演
クリス・パイン
アレック・ボールドウィン
ジュード・ロウ
ヒュー・ジャックマン

製作年/製作国
2012年/アメリカ

あらすじ
ジャック・フロストは、人間にいたずらするのが大好きな氷の妖精。でも人間には姿が見えないのでいつも一人ぼっち。ある日悪い妖精ブギーマンが子どもたちの素敵な夢を悪夢に変え始める。それを阻止しようと、サンタクロース、サンドマン、イースター・バニー、トゥース・フェアリーがチームを組んで立ち向かう。

子どもたちのヒーローが集結して戦う子ども版アベンジャーズ。日本人にはサンタクロースやジャック・フロスト以外はなじみがありませんが、それでも全然楽しめます。戦うサンタクロースの姿は必見です。こちらも日本未公開作品。


いかがでしたか。ここ10年以内の作品ばかりなので見たことある人もいらっしゃると思います。どれもハズレなしのラインナップのはずなので、家族そろって映画を観る際は是非参考にしてみてください。

RSS情報:http://www.roomie.jp/2014/12/226870/