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1つの空間、風景の中でも時間と状況が違えば同じ被写体を撮影したとしても違った表情をとらえることができるもの。日常のなかにある喜びや挫折、ちょっとしたすれ違いなどの変化をリズミカルに1枚の空間の中に表現した作品が作家 高倉大輔さんの「monodramatic」モノドラマティックシリーズです。
大学時代から役者として演劇の舞台に立ち始めた高倉さんは1人芝居をモチーフとした写真で物語を表現したこの作品たちの中で演劇・デザインの要素が混ざり合わせた、決して目にすることのない光景を、写真という枠組みを超えて表現しています。そんな高橋さんの待望の写真展Various Lifeが今月23日より代官山でスタート。
「それはないな」
「いや、アリでしょ」
「お腹空いた」
其処此処の自分が呟く。
今の自分は既に過去の自分となり、その隣の自分は、今の自分にはなれなかった自分だ。
思い描くその先の自分は笑っている。
気の合う自分もいれば、辟易するようなやつもいる。
思いもよらない自分が突然現れ、驚くこともある。
それは日常だけれども、決して目にすることのない光景。
人は様々な自分と、様々に生きていく。 (高倉 大輔)
予習をかねて過去のモノドラマティックシリーズを少しだけお見せしましょう。
重々しくなく、どこか心が温かくなるような空気感を持つ作品を見に、ぜひ足を運んでみてください。
【開催概要】
高倉 大輔 写真展「Various Life」
開催期間:2015年1月23日(金)~2月1日(日)※会期中無休
時間:13:00~20:00
会場:FACTOTUM Gallery
住所:東京都渋谷区鶯谷町11-3 FACTOTUM appartement内
TEL:03-5459-9779
1月23日(金)19:00~21:00 レセプション・パーティーを行ないます。
ぜひご来場下さい。※入場無料 インビテーション不要
RSSブログ情報:http://www.roomie.jp/2015/01/229695/