赤ちゃんが生まれるって、とても尊いこと、奇跡みたいなことです。

日本では、医療の発達もあり、すくすく育っていくことが当然のように感じてしまいがち、生まれたばかりの小さな体はまだまだ繊細。

大人では、我慢して仕事を続けちゃうようなちょっとした熱でも、赤ちゃんにとっては一大事です。

今回は、赤ちゃんの熱を一目で確認することができるおしゃぶり “Pacifier Themometer“をご紹介。

赤ちゃんは熱のダルさや寒さを感じても、ぐずったり泣いたりする他に、人に伝えるすべがありません。

ママやパパは、赤ちゃんが何を伝えたいのか、一生懸命聞き取ろうとします。”おなかがすいたのかな”、”トイレかな”、”眠いのかな”、と。…でも、熱を計るのは色々試した後になりがち。

発熱はその原因に、他の病気が存在する可能性もあります。赤ちゃんの熱には敏感に気づいて、迅速に対応したいもの。

でも、現実問題、たくさんの家事、仕事があり、子供をどんなに愛していても24時間絶えず赤ちゃんの体を触って確かめられるわけではありません。

その問題を解決するこのおしゃぶりは、体温をおしゃぶりの色で教えてくれるんです。

これなら、目の届くところにいれば、高い熱が出る前に体調の変化に気がつくことができますし、保育園など大勢の子供を見ている所でも、見過ごされずにすみますね。

こんな風に赤くなっていたら高い熱があります。すぐに病院で先生に見てもらいましょう。

自身も子供を育てた経験を持つデザイナーのHelen Zhouさんによるこのプロダクトは、2011年のconcept awardを受賞しています。

今はまだコンセプト段階ですが、商品化を望むママの声は多いよう。商品化されるとしたら、低体温症にも対応できるよう、36度以下の体温でも色が変化できるといいですね。

Pacifier Thermometer  official website
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