そこがやはりアーティストの非凡さなんでしょうね。
デザインのグローバル・フォーラム「Design Miami」の会場を覆うこのソーセージ型ビニールテント「Snarkitecture」は、長さや高さの違う”ソーセージ”が公共スペースであるエントランスを不可思議な異空間に演出しています。
デザイナーのDaniel Arsham氏は、「いつも、予想できないような仕方、誰もやらないようなやり方でオブジェクトを演出する」のだとか。
しかも、「ビニールテント」という題材に対して、新たな素材は加えていない、と言います。つまり、単にビニールの形がソーセージの束になっただけで、塗料などの他の素材による加工は無いですよ、ということです。
このプロジェクトに携わった建築デザインのAlex Mustonen氏は、「そこにすでに存在しているものから新たなアプローチを考える」と説明しています。
アートには本当にいろんなアプローチがあるんですね。普段ありえない空間で過ごせば、普段ありえない会話も生まれるかしら。
Drift by Snarkitecture [dezeen magazine]