インスタントフィルムには、他にはない独特の味わいがありますよね。今や写真はデジタル全盛の時代ですが、それでもインスタントフィルムの風合いは多くの人々に愛され続けています。
「Instagram」はスマホで撮影した写真をインスタントフィルム風に加工してSNSで共有するアプリですが、スマホで撮影した写真を本当にインスタントフィルムに現像してしまおうという発想で生まれたのがこちらのガジェット「IMPOSSIBLE INSTANT LAB」。
インスタントカメラにiPhone本体をセットして、iPhone内の画像をフィルムに焼き付けます。
よほど趣味でもない限り「写真を撮る時はスマホかデジカメ。画像はデータで保管して、現像は特にしない」という人がほとんどではないかと思いますが、いくら”奇跡の1枚”や”渾身の1枚”の撮影に成功しても、データのままではその写真がスマホやPCの外に出てくることはありません。そう、データはお部屋に貼ったり飾ったりすることはできないのです……。
iPhoneで何気なく撮れたお気に入りの1枚を気軽におしゃれに現像して、お部屋に飾れたらステキですよね。インスタントフィルムは特にインテリアとの親和性も高いと思います。
「IMPOSSIBLE INSTANT LAB」の開発は元々、閉鎖したポラロイドの工場設備を買い取ってアナログフィルムの技術を現代に伝えていくことを目的に設立されたアメリカの会社「Impossible Project」によるプロジェクト。
アメリカのソーシャルファンディング・サイト「Kick Starter」で支援金を募ったところ、目標額の25万ドルをわずか1日で達成、現時点(9/24現在)では476,897ドルという大きな金額を集めて話題になったプロジェクトなんです。
同じプロジェクトが現在、日本のソーシャルファンディング・サイト「CAMPFIRE」にて進行中。15,000円以上を支援すると、現物が1台手に入るようです。将来的には定価25,000円で発売予定とのことですから、購入を考えている人は早めのお申し込みがお得かもしれません。
【IMPOSSIBLE INSTANT LAB】iPhoneの写真をポラロイドに[CAMPFIRE](吉川晶子)