1592さん のコメント
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台風が心配された秋のスプリント王決定戦 「第46回 スプリンターズステークス G1 (グローバルスプリントチャレンジ)」だが、 幸い雨になることもなく、良馬場で行われた。 今回、海外から参戦したのは香港のラッキーナイン、リトルブリッジ、 シンガポールのキャプテンオブヴィの3頭だが、 例年に比べると海外馬の人気は低め。 やはり短距離G1の3連覇がかかる、安田隆厩舎のカレンチャンが1番人気。 休み明けのセントウルSはプラス22kg 今回はマイナス12kgときっちりと身体を作ってきた。 これに続くのは、セントウルSで惜しくも2着に敗れた、 これも安田隆厩舎のロードカナロア。 もともと垢抜けた馬体が、この日のパドックではさらによく見え、 この馬も本番にピークを持ってきたという印象。 セントウルSで、前出2頭を破った3歳馬エピセアロームは3番人気。 サマーシリーズで活躍したパドトロワは、意外にも4番人気であった。 さすがG1だけあって、スタート直後は激しい先行争いとなった。 わずかに先手を取ったのはCBC賞の勝者マジンプロスパー。 これにパドトロワ、ダッシャーゴーゴー、エイシンヴァーゴウが絡む。 注目のカレンチャン中団待機。 彼女をマークするように、ロードカナロアはやや後方でレースを進める。 600mのタイムは32秒6のハイペース。 4コーナーを回ったところで、マジンプロスパーを押さえてパドトロワが先頭に。 しかし、それも長くは続かず、 馬場の外目からオレンジとピンクの帽子が並んで追い込んできた。 外にロード、内にカレン。 渾身の合いを制したのはロードカナロア。 スプリントの女王であり、厩舎の先輩を3/4馬身押さえ、 レコードタイム1:06.7を叩きだしてのG1初制覇となった。 パドックの印象は、そのままレースに結びついたといえる。 なお、外国馬はラッキーナインの5着が最高。 上がりが33秒4だっただけに、もし出遅れがなければ、 もっときわどい結果になっていたかもしれないと思うと残念だ。
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