「第46回 スプリンターズステークス G1
(グローバルスプリントチャレンジ)」だが、
幸い雨になることもなく、良馬場で行われた。
今回、海外から参戦したのは香港のラッキーナイン、リトルブリッジ、
シンガポールのキャプテンオブヴィの3頭だが、
例年に比べると海外馬の人気は低め。
やはり短距離G1の3連覇がかかる、安田隆厩舎のカレンチャンが1番人気。
休み明けのセントウルSはプラス22kg
今回はマイナス12kgときっちりと身体を作ってきた。
これに続くのは、セントウルSで惜しくも2着に敗れた、
これも安田隆厩舎のロードカナロア。
もともと垢抜けた馬体が、この日のパドックではさらによく見え、
この馬も本番にピークを持ってきたという印象。
セントウルSで、前出2頭を破った3歳馬エピセアロームは3番人気。
サマーシリーズで活躍したパドトロワは、意外にも4番人気であった。
さすがG1だけあって、スタート直後は激しい先行争いとなった。
わずかに先手を取ったのはCBC賞の勝者マジンプロスパー。
これにパドトロワ、ダッシャーゴーゴー、エイシンヴァーゴウが絡む。
注目のカレンチャン中団待機。
彼女をマークするように、ロードカナロアはやや後方でレースを進める。
600mのタイムは32秒6のハイペース。
4コーナーを回ったところで、マジンプロスパーを押さえてパドトロワが先頭に。
しかし、それも長くは続かず、
馬場の外目からオレンジとピンクの帽子が並んで追い込んできた。
外にロード、内にカレン。
渾身の合いを制したのはロードカナロア。
スプリントの女王であり、厩舎の先輩を3/4馬身押さえ、
レコードタイム1:06.7を叩きだしてのG1初制覇となった。
パドックの印象は、そのままレースに結びついたといえる。
なお、外国馬はラッキーナインの5着が最高。
上がりが33秒4だっただけに、もし出遅れがなければ、
もっときわどい結果になっていたかもしれないと思うと残念だ。
コメント
コメントを書く行き場なくフラフラしていたサンカルロも、いつも通り残念でした
サンカルロは内枠引いて有利だと思ったら詰まってるとか