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Rd9,10【岡山国際サーキット】Birth Racing Project レースレポート
Birth Racing Project レースレポート
www.brp.gr.com
■BRP★SHIFT AMG SLS GT3
初参戦のSCRで第9戦:クラス3位/第10戦:クラス優勝で終える。
BRP★SHIFTは2014年8月1日~3日に岡山国際サーキットで開催された「スーパーカーレース
第9戦・10戦 岡山」において、BRPとしては初のGT3車両でのレースで、テスト参戦として参加した
SCR最終ラウンドで、第9戦:クラス3位/第10戦:クラス優勝を獲得して、今後期待が持てる
内容でGT3での初戦を終えました
■【8月1日(金)公式フリー】天候:晴れ 路面:DRY
急遽決まったGT3車両による初レースがいよいよ始まりました。
BRP奥村選手とSHIFT竹内選手のこれまた初コンビによりスーパーカーレース最終ラウンドに
2ヒートにSLS AMG GT3で参戦です。奥村選手はGT3に乗るのが今日初めてで、エンジンをかける
事すら初めての状態で、文字通りぶっつけ本番の状態で公式フリーはスタートしました。まずは
積極的に周回を重ねて車両に慣れる事に専念しました。フリー走行終盤には、車両にも慣れたようで
タイムアップを行い、なんとか明日からの予選及びレースに挑める状態となりました。
■【8月2日(土)公式予選】天候:雨 路面:WET
いよいよ予選が始まりました。Aドライバーの奥村から予選開始です。今にも雨が降り出しそうな
空模様の中、まだ路面はかろうじてドライコンデションの為、フレッシュのスリックタイヤでコー
スインをしますが、コースイン直後から雨が降りだし、徐々にスリックタイヤでは厳しい路面になり、
思うようにタイムを伸ばせないまま奥村選手は予選を終えました。Bドライバーの竹内選手はレイン
タイヤで予選に挑み経験不足の奥村選手を補う走りで、合算でクラス2番手で予選を終えました。
■【スーパーカーレース第9戦・10戦クラスⅠ予選結果】
1位 K'S Frontier Direction 458 GT3 3’36.029 飯田太陽 1’40.676 / 水谷晃 1’55.353
2位 BRP★SHIFT SLS AMG GT3 3’37.358 奥村浩一 1’43.206 / 竹内浩典 1’54.152
3位 GAIAPOWER Adenau SLS GT3 3’39.407 密山祥吾 1’40.530 / Philippe 1’58.877
■【8月2日(土)第9戦決勝】天候:雨 路面:WET
公式予選が終了して間もなく第9戦の決勝レース(ヒート1)がスタートとなりました。
天候は予選から引き続いて雨模様で、難しいコンディションでの決勝レースです。
スタートドライバーは、ベテランの竹内選手が務めました。スタートから20分から30分以内に
ドライバーの交代義務がありますが、GT3に不慣れな奥村選手に1周でも多く周回をさせる為に
20分の最短でドライバー交代をして、クラス2位で奥村選手がコースインしました。クラス首位の
458GT3を猛追を開始し、数周後には目前に捉えてオーバーテイクを試みますが、裏ストレート
エンドのヘアピンで単独スピンでコースアウトし、復帰までに時間を要してしまい、首位も十分
狙える位置でしたがクラス3位でレースを終えました。
■【第9戦岡山 クラスⅠ決勝レース結果】
1位 No.27 K'S Frontier Direction 458 GT3 25LAP 50’38.715
2位 No.18 GAIAPOWER Adenau SLS GT3 25LAP 51’30.150
3位 No.19 BRP★SHIFT SLS AMG GT3 24LAP 50’43.402
■【8月3日(日)第10戦決勝】天候:雨 路面:WET
昨日の悔しい初戦から翌日の第10戦決勝(ヒート2)も、昨日に引き続き雨模様の中の決勝レース
となりました。スタートドライバーは経験を積むために、奥村選手が務めました。
昨日のレースはスピンアウトによる周回遅れでのチェッカーとなった為に、今日のスターティング
グリッドは昨日の総合結果により決定する為、他クラスの間に挟まれる形で中段からの難しい
スタートとなりましたが、無難にスタートをこなし、周回を重ねながら1台づつパスして、徐々に
順位を上げていきます。ドライバーチェンジ前には、クラス首位となり、竹内選手にドライバー交代を
しますが、スタート後30分以内にドライバー交代のレギュレーションですが、15秒ほどオーバー
してしまい、ペナルティストップ30秒を受けてしまいますが、十分なマージンがあった為に、首位のまま
チェッカーを受け、クラス優勝で、最終戦第10戦を終えました。
■【第10戦岡山 クラスⅠ決勝レース結果】
1位 No.19 BRP★SHIFT SLS AMG GT3 25LAP 52’41.121
2位 No.27 K’S Frontier Direction 458 GT3 24LAP 51’23.366
3位 No.18 GAIAPOWER Adenau SLS GT3 23LAP 51’22.849
■【コメント】
今年から更なる夢の実現の為にGT3車両をBRPで用意して、レースレンタカーサービスの提供を
開始しましたが、急遽レンタルサービスのプロモーションも兼ねスーパーカーレース最終ラウンドに
オファーを頂き参加させて頂ける事となりました。あまりにも急な話で車両のエンジンのかけ方すら
知らない状態でレースウィークに入りまして、無我夢中でまずは車両に慣れる事だけに専念を
しましたが、予選・決勝共に雨となり非常に難しいコンディションを強制的に経験する事ができ、
更にスタートドライバーも務めさせていただきました。すべては私に1つで多くの経験を積ませる
という竹内選手の大変ありがたい配慮により、貴重な沢山の経験を積ませて頂く事ができました。
その経験に最終戦クラス優勝という結果という最高の証がついた事が、この上ない喜びです。
この経験を糧に引き続きS耐やニュル等の今季残りのレースをしっかり戦っていきたいと思います
ので、引き続きのご支援ご声援何卒よろしくお願いいたします。
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関連リンク
●SUPER CAR RACE SERIES 公式サイト
●SCR 公式Facebook
●Birth Racing Project
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Rd9,10【岡山国際サーキット】AGE♂AGE♂RACING レースレポート
AGE♂AGE♂RACING レースレポート
■Race Report
TEAM NAORYU AGE♂AGE♂RACING レースレポート
2014 SUPER CAR RACE SERIES Round9/10 岡山国際サーキット
SUPER CAR RACE SERIES 第9/10戦が8月2日-3日に岡山国際サーキットで開催
前戦菅生ラウンドでカテゴリーII2連勝で8連勝と優勝を重ねチームの雰囲気も最高潮!
意気上がるTEAM NAORYU AGE♂AGE♂RACING。
今回もNAORYUと佐々木 孝太のペアでシリーズ全勝を目指し
ついに2014 SUPER CAR RACE SERIES最終ラウンドとなる岡山国際サーキットに乗り込んだ。70号車
■公式予選
車両 Ferrari 458challenge
車名 AGE-AGE-458
ドライバー NAORYU 佐々木 孝太
今回の第9戦/第10戦は8/2(土)に公式予選と第9戦決勝
8/3(日)に第9戦の決勝結果順によりグリッドを決定し第10戦決勝が行われた。
公式予選は8/2(土)10:35開始予定だったが、直前のプログラムで赤旗が2回提示された為
12分遅れの10:47に開始された。。
今回はカテゴリーIのGT3車両が3台とカテゴリーIIが6台、カテゴリーIIIが1台のエントリーとなり
11:02までの15分間でAドライバーがタイムを競う。
この日は朝から小雨が降ったり止んだりで路面はチョイ濡れの微妙なコンディション。
この時間のアタックはもはやポール職人と言っても過言ではない佐々木 孝太が担当。
各チーム微妙なコンディションの中、予想通りGTドライバーや経験豊富な選手が
Aドライバー予選に多く出てアタックを開始。
全車スリックでコースインするものの、次第に雨脚が強まり
序盤にマークしたタイムが各車のAドライバー予選のリザルトとなった。
ここで70号車 AGE-AGE-458 佐々木 孝太は全体トップであるカテゴリーIの
18号車 GAIAPOWER Adenau SLSの密山 祥吾選手にわずか1/1000秒差の1'40.531に迫り
カテゴリーIIトップはもちろんの事、全体でも2番手タイム。
微妙なコンディションをものともせずGT3車両を向こうに回しての激走が光った。
続いて5分間のインターバルの後、11:07からの15分間でBドライバー予選がスタート。
ついにこの時間帯はWET宣言もあり、全車レインタイヤでアタックを開始。
中盤には雨が本降りとなり、あちこちでコースアウトするマシンが続出した。
予選全体を通じて70号車 Ferrari 458challengeはセットが決まり
コーナリングが目に見えて速い。
格上のGT3マシンがコーナー立ち上がりで踏めずにいる悪コンディションの中
70号車 AGE-AGE-458 NAORYUは比較的雨の少ない時間帯に切れ味鋭いアタックを敢行していた。
そしてAドライバーに負けてられるか!と言わんばかりのアタックで
70号車 AGE-AGE-458 NAORYUは1'54.838を出し
Bドライバー予選トップの19号車 BRP★SHIFT SLS AMG GT3 竹内 浩典選手に次いで、ここでも総合2番手タイムをマーク。
この結果、70号車 AGE-AGE-458の総合タイムは3'35.369となり
カテゴリーIを全車上回りオーバーオールでのポールポジションを獲得した。
これによりシリーズを通じて初めて1番グリッドからのスタートとなる。
予選後のミーティングでも佐々木 孝太とNAORYUは
「雨の先頭は願ってもない事。スタートの視界が楽になる。」
「慌てずしっかり走れば結果はついてくる。」
と一致した意見で、チーム全体の雰囲気も最高なまま午後の決勝へ…
■決勝1
第9戦決勝は14:20に50分のレースがスタート。
70号車 AGE-AGE-458はスタートドライバーをNAORYUが担当。
ポールポジションから先頭のまま1コーナーへ飛び込むが
ここで勢い余りコースアウトを喫し、ほぼ最後尾からの追い上げとなってしまった。
しかしNAORYUはまだ諦めず激しい追い上げを開始。
雨の中オーバーテイクを繰り返し11周目に佐々木 孝太に交代する頃には
クラス2位までポジションを回復していた。
その後交代した佐々木 孝太も雨の中慎重かつ大胆な走りでポジションを急速に回復し
16周目にはなんと総合3位にまで浮上していた。
このペースなら「9連勝いける!」という雰囲気がピットに漂い始めたその時…
その周のパイパー立ち上がりで目の前を走る18号車 GAIAPOWER Adenau SLSがハーフスピン。
70号車 AGE-AGE-458 佐々木 孝太は回避するものの接触し、左フロントを損傷してピットイン。
バンパーだけなら続行もあると祈るものの、ラジエター周りにも異常をきたしたため
シーズン初、苦渋のリタイアとなった。
そしてここで連勝が途絶え、シリーズ全勝の夢もついえてしまった。
しかし不思議な事にピットの雰囲気に悲壮感はない。
もちろんドライバーを始め全員悔しがっていた。
でもここであちこちから「明日は走れるの?」「いけるの?」といった声が上がる。
レーシングアクシデントとして誰を責めるでもなく
もはや全員が明日の最終戦をどうにか走りたい、走らせたいと同じ方向を向いていた。
幸いにもバンパー他のスペアパーツがあり、
さらに損傷したラジエター周りのパーツを同じFerrari 458で出場されている
DIRECTION RACING様からご提供のお話を頂戴した事によりメカニックからはGOサイン!ピットの全員が安堵の表情になった。
ここでDIRECTION RACING 水谷様、関係各位の皆様に謹んで感謝申し上げます。
今回の岡山ラウンドでは第9戦決勝終了後の夕方に
SUPER CAR RACE SERIESのシーズンエンドパーティーがサーキットラウンジで開催された。
TEAM NAORYU AGE♂AGE♂RACINGはマシンの修復が見えた事もあり
ここでも明日のレースに気持ちを切り替えるかの様に楽しむチーム全員の姿があった。
パーティーを通じてシリーズを戦い抜いた各チームやSCRスタッフの皆様と
交流を深めつつ楽しんでいたのが印象的だった。
■決勝2
明けて8/3(日)ついに最終戦となる第10戦決勝。
マシンの修復を終えた70号車 AGE-AGE-458は昨日のリタイアにより最後尾グリッドから。
レース前のミーティング後、NAORYUの呼びかけでチーム全員で円陣を組み、 「絶対勝つぞ!」のかけ声に気合いを見た。
佐々木 孝太は「雨の最後尾スタートは前が見えないけど落ち着いていけば…」と勝ちを狙う。
第10戦決勝は13:15に50分のレースがスタート。
今回はスタートドライバーを佐々木 孝太が担当する事になった。
しかし決勝直前に強まった雨の中「落ち着いて」どころか「アグレッシブ」な走りを見せて、最後尾から1周まわって7位、2周目には4位、3周目にはすべてのマシンをオーバーテイクし、各マシンコースアウトが続出する難しいコンディションの中で総合トップに立った。
その後5号車 LibertyWalk 108 DIRECTION 997GT3の白坂 卓也選手が2位に上がり
70号車 AGE-AGE-458 佐々木 孝太に追いすがるものの
独走体制のまま14周を走ってNAORYUにバトンを託す。
ここまで70号車 AGE-AGE-458だけでなく、カテゴリーIIの躍進が目立つ。
カテゴリーIのマシンがコースアウトやペナルティに苦しむ中
終盤まで上位4台がカテゴリーIIが占めるといった波乱の展開…
その後佐々木 孝太からギャップを引き継ぎ
2位まで猛然と追い上げてきた99号車 BINGO SPORTS997 坂口 良平選手に
50秒弱の差をつけて70号車 AGE-AGE-458 NAORYUがトップチェッカー!
昨日のリタイアからリベンジし、最終戦にしてカテゴリーIIから総合優勝というドラマを演出した。
全勝こそ途絶えたものの、総合優勝はこれ以上ない最高の結果でチーム全員が喜びで沸きあがり、SUPER CAR RACE SERIESの全レースを終えた。
前戦菅生ラウンドでも感じた事だったが、ドライバーの速さ、強さもさることながら
トラブルなく強いマシンをセットし、トラブル発生時に素早く確実に修復するメカニックの力でなしえたシリーズチャンピオン、最終戦の総合優勝だった。
ここまで戦い抜いてこられたのもスポンサー様をはじめ、スタッフ、メカニック、
AGE♂AGE♂RACING応援団、観戦して下さったファンの皆様、そして参戦・応援を支えてくれた家族…
全ての皆様のご尽力の賜物です。深く感謝申し上げます。
■SUPER CAR RACE SERIES RESULT
TEAM NAORYU AGE♂AGE♂RACING
2014 SUPER CAR RACE SERIES 戦績
参戦クラス:カテゴリーII
70号車 AGE-AGE-458 NAORYU/佐々木 孝太 組
これからもTEAM NAORYU AGE♂AGE♂RACINGは夢の実現を目指して走り続けて参ります。
今後の予定につきましてまだ決定した事はございませんが
各種レースにTEAM NAORYU AGE♂AGE♂RACINGが参戦の際は
あらためてご報告させて頂きます。
ご支援、応援を賜ります様よろしくお願い申し上げます。
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関連リンク
●SUPER CAR RACE SERIES 公式サイト
●SCR 公式Facebook
●AGE♂AGE♂RACING 公式サイト
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2014年ポイントランキング
2014年 Rd9&10【岡山国際サーキット】終了時のポイントランキングです。
下記の画像をクリックすると拡大されます。
関連リンク
●SUPER CAR RACE SERIES 公式サイト
●SCR 公式Facebook
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