AGE♂AGE♂RACING レースレポート

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Maya, Maiko, Reila, KEN, KOTA, NAORYU, Suzuna, Ayu, Saori, Anna

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2014 SUPER CAR RACE SERIES Round5/6 岡山国際サーキット
梅雨の合間に夏空を思わせる様な晴れの国岡山。
SUPER CAR RACE SERIES 第5/6戦が6月14-15日に岡山国際サーキットで開催
AGE♂AGE♂RACINGからはカテゴリーIIに2台が参戦。
もてぎ、富士で各2ラウンドを戦い、4連勝中と波に乗る70号車に
前回欠場の佐々木 孝太が復帰し、あらためてNAORYUとペアで出走。
69号車は草野 健1名での出走となり、全スティントを担当することになった。

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70号車
車両     Ferrari 458challenge
車名     AGE-AGE-458
ドライバー  NAORYU 佐々木 孝太

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69号車
車両     Ferrari F430challenge
車名     AGE-AGE-430ch
ドライバー  草野 健

今回の第5戦/第6戦は6/14(土)に公式予選と第3戦決勝
6/15(日)に第5戦の決勝結果順によりグリッドを決定し第6戦決勝が行われた。

■公式予選
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公式予選は6/14(土)9:55にスタート。
10:10までの15分間でAドライバーがタイムを競う。

70号車 Ferrari 458challengeのNAORYUが1'35.614のTOPタイムをたたき出す。

69号車 Ferrari F430Challengeの草野 健は1'39.751でクラス5番手。

5分間のインターバルの後、10:15からの15分間でBドライバー予選。

ここで70号車 佐々木 孝太はNAORYUのタイムを塗り替え1'34.598をマーク。
岡山国際サーキットのコースレコードとなり、数々のコースでレコードを持つ佐々木は
満足の表情だった。
そしてA/Bドライバー合算も3'10.212となり、2位に5秒以上の差をつけ
カテゴリーIIのポールポジションを決めた。

1名で出走の69号車 草野 健は先のタイム×2の3'19.502となり
クラス5番グリッドからのスタートになる。

しかし、70号車のNAORYUと佐々木 孝太は予選後のミーティングで
今回の岡山に向けサスペンションセッティングを変更した事が
予選アタックの結果、少し裏目に出てるかも?といった
決勝レースに向け不安を覚えるコメントを残していたのが気になるところ・・・



■決勝1
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第5戦決勝は14:25に50分のレースがスタート。
70号車 AGE-AGE-458 NAORYUは格上であるカテゴリーIIのGT3マシンに迫りながら
カテゴリーIIトップで1コーナーへ飛び込む完璧なローリングスタートを決めた。

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しかし予選のセッティングでの不安が的中し、オーバーステアが顔を出す。
NAORYUからは「1コーナーも2コーナーもオーバー!かなり危なかった」と交代後にコメントしていた。

その為か、後続のマシンに迫られつつのオープニングラップ。
さらにその後5号車 Liberty Walk 108 DIRECTION 997 GT3の白坂 卓也選手が4番グリッドから2位に上がり


6周目には今レースのベストラップとなった1'36.995を叩きだしながら70号車を追走する。
しかしここでNAORYUはオーバーステアと戦いながらマージンを築き上げていく。
そして13周目に70号車 NAORYUがピットインし佐々木 孝太に交代した。
ここでピットストップ60秒に最高ハンデの60秒を加算される70号車に2分間のピットストップが重くのしかかる・・・

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クラス5位を走行中の69号車 草野 健は15周を終えたところでバックストレートエンドでブレーキトラブル。
ヘアピンでスピンさせマシンをグラベルに止めてしまう・・・


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各マシンピットインを終了してトップに立ったのは77号車 炙りや秀苑・シフト997GT3。
苦しい展開かと思われたが佐々木 孝太はみるみるタイム差を縮め
18周目にトップに返り咲くとそのままフィニッシュ。

70号車 AGE-AGE-458 NAORYU/佐々木 孝太組は開幕から破竹の5連勝を飾った。

2位には77号車 炙りや秀苑・シフト997GT3 山脇 大輔/植田 正幸組、
3位には9号車 BINGOSPORTS997 武井 真司/堀田 誠組が入った。

69号車 AGE-AGE-430ch 草野 健はブレーキトラブルによるスピンで残念ながらリタイヤとなってしまった。
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☆レース後のコメント

NAORYU
「セッティング変更でオーバーステアとなり、押さえつつタイヤを労わる走りをした。」
「大きなマージンを作れなかったが、マシンをいい状態で(佐々木 孝太)に渡せてよかった」

佐々木 孝太
「クルマにマージンがあった。いい状態で(NAORYUが)つないでくれた」
「セッティングが厳しかったとはいえ、NAORYUが70号車のベストラップを出して負けた。」
やや悔しそうな表情を浮かべながらもNAORYUの進化を喜ぶ佐々木が印象的だった。



■決勝2
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明けて6/15(日)第6戦は13:55スタート

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今回の70号車 AGE-AGE-458は佐々木 孝太が第1スティントを担当。
リアサスのセッティングを見直しグリッドにマシンをつける。

70号車 AGE-AGE-458は昨日の優勝によりカテゴリーIIのポールポジションから
スタート。
69号車 AGE-AGE-430ch 草野 健は5番グリッドから。

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70号車はレースを序盤からリードする作戦に出るが、2番グリッドからスタートの
77号車 炙りや秀苑・シフト997GT3 植田 正幸選手が持ち前のスピードを発揮。
差が思うように開かずマージンが少ない状態でレースが進行していく。

しかし佐々木 孝太は今レースベストラップとなる1'36.235を出す快走っぷりで
セットアップの方向性が合っている事を証明しつつ実力を存分に発揮し
15周でNAORYUにバトンを託す。

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多くないマージンの中、ハンデ込み2分間のピットストップが義務付けられている事より
70号車 AGE-AGE-458に初めて土がつくのでは?という不安な空気が漂うものの
それを吹き飛ばしたのが交代後のNAORYUの走り。

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植田 正幸選手から交代した77号車 炙りや秀苑・シフト997GT3 山脇 大輔選手を引き離し、ファイナルラップをむかえるまでに独走状態。

フィニッシュラインで僚友の69号車 AGE-AGE-430ch 草野 健とタイミングを合わせ
2台のランデブーでチェッカーを受ける演出を行った。

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70号車 AGE-AGE-458 NAORYU/佐々木 孝太組は昨日の第5戦に続き優勝!
なんと開幕から岡山ラウンドまで全勝、無敵の6連覇を飾った。

2位には9号車 BINGOSPORTS997 武井 真司/堀田 誠組、
3位には77号車 炙りや秀苑・シフト997GT3 山脇 大輔/植田 正幸が入った。

69号車 AGE-AGE-430ch 草野 健は5位入賞となった。

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☆レース後のコメント

NAORYU
「最後までマシンを運び、無事にチェッカーを受ける事を考えて走った」
「同じチームのマシンとランデブーしながらフィニッシュ出来てよかった」


佐々木 孝太
「予選は速くとも決勝での余裕は無かった」
「6連勝は凄い記録。マシンやドライバーだけでは決して出来ない」

後日佐々木は自身のブログでこう語っていた。

「ドライバーがミスなく走り
メカニックがトラブルのない車に仕上げ
監督が的確な指示を出してくれて
スタッフやマネージャーがドライバーのケアをする」

「だからみんなで勝ち取った6連勝であり
決してラッキーやライバルがいなかったから
達成出来た記録ではないと僕は思っています」

「何より、6レースを出続ける事を可能にしてくれたスポンサー様や
理解のある家族の応援があってこそのチームだと思います」

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この結果、70号車 AGE-AGE-458は6連覇により120ポイントを獲得し、
ランキング1位をキープ。
69号車 AGE-AGE-430chは6ポイント加算し26ポイントで岡山ラウンドを終えた。
次戦スポーツランドSUGOでの第7戦/第8戦は7/5-6で行われる。
70号車 AGE-AGE-458 NAORYU/佐々木 孝太組が連覇をどこまで伸ばせるのか?
NAORYUは「こうなったら全部勝ちたい!」と決意を新たにする。

スポーツランドSUGOでの優勝、全勝、そしてシリーズチャンピオンを目指し
チーム一丸で頑張りますので応援とご支援のほどよろしくお願い致します。


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開幕戦の時にファンの方から頂いたフェラーリレッドの千羽鶴に毎回お祈りをする
70号車ドライバー NAORYUと佐々木孝太
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70号車RQ 左からAnna,Hitomi,Saori,Ayu
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関連リンク
SUPER CAR RACE SERIES 公式サイト
SCR 公式Facebook
AGE♂AGE♂RACING 公式サイト
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