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Rd9,10【岡山国際サーキット】予選、決勝正式結果
2014年 Rd9&10【岡山国際サーキット】での予選、決勝正式結果です。
■公式予選 正式結果
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■Rd.9 決勝レース 正式結果
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■Rd.10 決勝レース 正式結果
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関連リンク
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Rd.9/10【岡山国際サーキット】第10戦、レースリポート
SCR第10戦レースリポート
2014年 8月 3日『SCR最後の戦いはAGE-AGE-458 NAORYU/佐々木孝太組が下剋上!!カテゴリーⅠのマシンを抜き去って初めての総合優勝獲得!』
---------------------------------------------------------------------------------前日に行われた第9戦の結果順にグリッドに並んで行われた最終第10戦決勝。ほとんどのチームが前日とは逆のスターティングドライバー。天候は引き続き雨。そしてこの雨がまたも大波乱レースを演出することになった。
まずはAGE-AGE-458の佐々木孝太だ。第9戦リタイアでNAORYUの連勝が止まり、加えてこの日は最後尾スタート。前日の無念を晴らすように1周目、2周目に3台ずつを抜くと、3周目に格上のカテゴリーⅠマシン2台をまとめて料理しトップ浮上。その後は一気に後続との差を広げてNAORYUにバトンタッチ。NAORYUも佐々木を上回る好走。築いたマージンを減らすことなく2位に50秒近い差をつけてフィニッシュ。前日の予選総合トップに続きこの日も格上のマシンを破る下剋上。スーパーカーシリーズ初の総合優勝を飾った。
観客の目をくぎ付けにしたチームがもうひとつ。第9戦で序盤総合トップを走ったBINGO SPORTS997の齋藤真紀雄/阪口良平組だ。今回のラウンドが初レースという斎藤がスタート。確実な走りを披露してバトンを渡すと、阪口が前日を上回る激走。カテゴリーⅠのマシンを抜き去り、最終ラップに同じカテゴリーⅡで接戦を続けていた2台を一気に抜き去って、なんと総合2位フィニッシュ。炙りや秀苑・シフト997GT-3山脇大輔/中嶋保典組が3位。最後の戦いは雨だったとはいえカテゴリーⅡ各チームの強さ、そして開幕からの成長ぶりが見られたレースとなった。
『カテゴリーⅠはトラブル、アクシデントに見舞われて全車大苦戦!ペナルティを受けながらもBRP★SHIFT SLS AMG GT3の奥村浩一/竹内浩典組が初優勝!!』
--------------------------------------------------------------------------------カテゴリーⅠは参戦3台ともがトラブル、アクシデントに見舞われカテゴリーⅡの総合優勝を許すことになってしまった。まずは前日第9戦で4勝目をマークしチャンピオンを決めたK‛s Frontier Direction 458GT3飯田太陽/水谷晃組。水谷が乗り込んでスタートしたが「ローリングラップ中にABSとトラクションコントロールがなくなってエンジンも吹けなくなった」。雨の影響だったのか、まともに走れない状態。バトンを受けた飯田も「アクセルを少し踏んだだけで滑る状況」と完走するのがやっと。総合6位、クラス2位に終わった。GAIAPOWER Adenau SLS密山祥吾/P・デビーサ組はデビーサが4周目のヘアピンでコースアウト。これで周回遅れになり万事休す。気を吐いたのがBRP★SHIFT SLS AMG GT3の奥村浩一/竹内浩典組。奥村がスタートを務め2位に浮上して竹内にバトンを渡したがここでアクシデントが。スタート後20分から30分の間にピットインしなければならない規定があるが、ピットインした時その時間をオーバーしていたのだ。交替した竹内が残り5周となったところで30秒のピットストップペナルティ。大きく後退し総合5位でフィニッシュとなったが、カテゴリー1ではトップ。クラス初優勝となった。
■ドライバーコメント
--------------------------------------------------------------------------------佐々木孝太「昨日はもらい事故とはいえ悔しい思いをした。でもチームのみんながそれを引きずらないで勝とうと誓った。今日は思いっ切り走れました。総合優勝はパートナー、スタッフに恵まれた結果。本当にいい形で締めくくれました」
NAORYU「孝太さんと同じチームでやってきて3年目。勝ち続けてきて昨日途切れてしまったけど皆で絶対勝とうと誓った。昨日のことがあったから今日勝てたと思う。総合優勝できて出来過ぎなくらいです」
阪口良平「昨日はトップに立ってバトンを渡したので、今回が初めてのレースだった斎藤選手にプレッシャーがかかってしまった。今日はスタートで行ってもらいました。いい走りで僕に繋げてくれたので表彰台に立てました」
斎藤真紀雄「昨日はコースアウトしたので今日は慎重に行きました。ポルシェに乗るのも岡山を走るのも今回が初めてでしたけど、次に繋がるレースができたと思います」
奥村浩一「昨日は自分のミスでスピン。悔しい思いをしたけどリベンジできました。抜こうとした時に前のクルマがスピン。僕もスピンしてしまいましたけど、すぐにレースに戻れました。昨日の経験が生きました(笑)」
竹内浩典「奥村選手は今回が初レース。それでマージンを作ってくれて優勝できたのだからすごいですよ。ペナルティはチームの計算ミスです」
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Rd.9/10【岡山国際サーキット】第9戦、レースリポート
SCR第9戦レースリポート
2014年 8月 2日『SCR最終ラウンドが岡山国際サーキットで開幕!予選はカテゴリーⅠを破りカテゴリーⅡのAGE-AGE-458 NAORYU/佐々木孝太組が下剋上PP獲得!!』
---------------------------------------------------------------------------------4月のツインリンクもてぎで記念すべき開幕を迎えたSCR、スーパーカーレースシリーズも富士スピードウェイ、岡山国際サーキット、スポーツランドSUGOとラウンドを重ね、いよいよ最終ラウンド、6月以来再び岡山国際サーキットに舞台を移して8月2日公式予選に続いて第9戦の決勝が行われた。
予選は開始前から雨が降り始め、時間が進むにつれて完全なウェットコンディション。次第に難しくなるコンディションと戦いながらのタイムアタックとなったが、その中で驚異的なタイムを記録したのがカテゴリーⅡのAGE-AGE-458。佐々木孝太がAドライバートップタイムをマークすると、BドライバーNAORYUもカテゴリーⅠのメルセデスSLS竹内浩典とフェラーリ458GT3の水谷晃に迫る2番手タイムを記録。ABドライバー合算のタイムで佐々木/NAORYU組が総合トップに立つ快挙を達成。これに続いたのがカテゴリーⅠの3台、現在ランキングトップの飯田太陽/水谷晃組フェラーリ458GT3、奥村浩一/竹内浩典組、メルセデスSLS、P・デビーサ/密山祥吾組のメルセデスSLS 。予選5位はカテゴリーⅡ2位の石松ポルシェ長島正明/田畑勇組だった。
『大波乱のカテゴリーⅡは下剋上ならず。NAORYUの連勝ストップ!最後に笑ったのはBINGO SPORTS997武井真司/堀田誠組』
--------------------------------------------------------------------------------予選と同じウェットコンディションでスタートが切られた第9戦は大きな波乱とともに幕を開けた。カテゴリーⅠのマシンを従えてローリングスタートを切ったAGE-AGE-458、NAORYUが第1コーナーでまさかのオーバーラン。「思った以上に止まらなくて、あのままならスピンしてしまうのでまっすぐ行った」とNAORYU。これで9位まで後退だ。波乱はまだ待ち受けていたNAORYU/佐々木以上の快走を見せたのがカテゴリーⅡ、BINGO SPORTS997の齋藤真紀雄/阪口良平組。予選総合9位から阪口が驚異的な速さで追い上げて、カテゴリーⅠのマシンを次々抜き去り、なんと6周目に総合トップに浮上したのだ。
まさにこの日は下剋上。どんな結末が待ち受けているのか、神のみぞ知るといった展開となったが、勝利の女神は思いがけない結末を用意していた。早目のピットインでNAORYUからバトンを受けた佐々木孝太が猛追を開始。一気にポジションを上げたが17周目に「前を走るマシンがスピンして目前に出てきた」と佐々木。よけきれずに接触。佐々木は力なくピットに戻るしかなかった。これでNAORYUの連勝記録は8でストップすることになった。
一方トップ独走となった阪口からバトンを受けた齋藤も不運に見舞われた。交替してから4周目、第1コーナーでオーバーラン。コース復帰にてまどり大きく後退してしまった。
これでカテゴリーⅡトップに浮上したのが予選クラス5番手スタートのBINGO SPORTS997、武井真司/堀田誠組。「雨のレースは生き残ることが大事。前の車の動きを見ながら慎重に行った」と武井。これが功を奏し、堀田へと繋いでそのままフィニッシュ。うれしい初優勝を飾った。激しい2位争いを制したのが炙りや秀苑・シフト997GT-3山脇大輔/中嶋保典組。Libertywalk108Direction997GT3の白坂卓也/林学組が3位に入った。
『カテゴリーⅠはK‛s Frontier Direction 458GT3飯田太陽/水谷晃組が今季4勝目!竹内浩典が3位。最終第10戦を前に飯田組のタイトル決定!』
--------------------------------------------------------------------------------カテゴリーⅠは予選で総合2位、クラスPPを獲得したK‛s Frontier Direction 458GT3飯田太陽/水谷晃組が決勝も好調を維持。飯田、水谷と繋いで最後は2位に50秒以上の大差をつけて圧勝。飯田組はこれで4勝目。GAIAPOWER Adenau SLS密山祥吾/P・デビーサ組が予選クラス3位から密山がマージンを築き、それをデビーサが守って2位フィニッシュ。BRP★SHIFT SLS AMG GT3の奥村浩一/竹内浩典組が3位。この結果飯田/水谷組が95ポイントとし、竹内浩典が67ポイント。最終戦で竹内が優勝し水谷組がノーポイントでも逆転不可能。飯田/水谷組のタイトル獲得がこの瞬間決まった。「飯田さんがマージンをいっぱい作ってくれたし、順調に走れました。タイトルを獲ったので明日も優勝で決めます」と水谷。5勝目を飾って有終の美を飾るつもりだ。
■ドライバーコメント
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飯田太陽「何回もスピンしそうになりました(笑)。でも後半は余裕があったのでマージンを築くことができました。明日は問題なし。優勝で決めますよ」
水谷晃「昨日の練習走行で接触してしまったけど、今日は順調に走れました。明日は優勝で最後を決めます」
武井真司「気が付けば優勝と言う感じですね(笑)。雨のレースは生き残ることが大事ですから、前のクルマの動きを見ながら待つところは待って、抜けるところは抜く。といった感じで走りました」
堀田誠「ホイルバランスが悪くて予選を失敗してしまった。雨は得意じゃないけど武井さんのおかげで勝てました。連勝を止めてしまったけどNAORYUさんいつまでも友達でいてください」
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