近年発表された心理学系の学術論文について、弊社スタッフが独自の視点から要約し、ご紹介します。

2020年以降に発表された下記の雑誌の論文の要約を掲載中です。随時更新して参ります。*
・心理学研究 - 日本心理学会 47本
・社会心理学研究 - 日本社会心理学会 6本
・パーソナリティ研究 - 日本パーソナリティ心理学会 17本
・実験社会心理学研究 - 日本グループダイナミクス学会 7本
・教育心理学研究 - 日本教育心理学会 15本
・発達心理学研究 - 日本発達心理学会 8本
・感情心理学研究 - 日本感情心理学会 6本
・犯罪心理学研究 - 日本犯罪心理学会 1本
・心理臨床学研究 - 日本心理臨床学会7本

* 2022年8月18日以降は、個別の学術誌を各巻毎にご紹介する形式に変更しております(2022年8月18日 追記)

■ 金政 祐司・古村 健太郎・浅野 良輔・荒井 崇史(2021).愛着不安は親密な関係内の暴力の先行要因となり得るのか?──恋愛関係と夫婦関係の縦断調査から── 心理学研究, 92(3),151-166.

一般男女の10代~30代、30代~50代を対象に、愛着不安が夫婦関係や恋愛関係といった親密な関係における暴力(IPV)加害の先行要因となり得るのかに関して検討を行った研究。
どちらの関係においてもIPV被害を統制した上でも、後のIPV加害を増大させることが明らかとなった。