• このエントリーをはてなブックマークに追加
永塚拓馬『永塚の随筆』第2回「虹始見(にじはじめてあらわる)」
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

永塚拓馬『永塚の随筆』第2回「虹始見(にじはじめてあらわる)」

2018-04-19 19:00

    姉が結婚した。

    生憎の雨模様だったが、結婚式の雨は「雨降って地固まる」が常套句。フランスでは、雨粒は神様が遣わせた天使だという伝説もある。縁起が良いというのは、せめてもの慰めだろう。

    式は神前式で粛々と執り行われた。
    格式高い由緒有る御家柄の義兄さんは、紋付き袴がとてもよく似合っていた。対して、父に似て背の小さな姉は日本人形のようだった。

     
    この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
    ニコニコポイントで購入

    続きを読みたい方は、ニコニコポイントで記事を購入できます。

    入会して購読

    この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。