ちゃす

前回のあらすじ




テーマは「将来の夢遍歴」
しかし、土田玲央はいつもの如く脱線し
気がつけば子どものおもちゃに無関心な
サンタさんと言う名の親御さん問題に
警鐘を鳴らすのであった……



「将来の夢遍歴」(後編)



小学生のある年のクリスマス


クラッシュバンディクーのゲームを
お願いしたのに

何故か玲央少年には
ゲームのコントローラーが来て

そして
「特に何もいらない。」と言っていた次女に
クラッシュバンディクーのゲームが届く。

次女
「別に何もいらないとは言ったけどなんであんたの欲しかったゲームが私に届くの。
て言うか、この

『玲央くんが勉強もする良い子してたらこのゲームを少し貸してあげたり一緒に遊んであげてください~うんぬんかんぬん』

って書いてるけど、どう見てもお母さんの字だし。
私の分のプレゼントなんであんたの分になってんの」


と、自分が何も要らないと言ったくせに
いざ本当に要らないものを貰ったら
不貞腐れるという


何でも良いと言ったのに
出てきた晩ご飯にケチをつける
何もしないダメ夫みたいな
面倒くささを発動する次女


その態度に「いや、、おいらだって、そっちが欲しかったんだけど…」

と戸惑う玲央少年…

もう大人だからとシンプルに何もない
長女

その年のクリスマスを最後に

土田家にはサンタクロースは来なくなった。


選択を間違え続けた
土田家のサンタクロースだけれど

一つ反省

子ども側も、欲しいものを1つに絞らずに
候補を複数挙げて
その中からお父さんお母さんは
選べば良かったのかもしれない。

「売り切れてても、あっちも欲しがってたな…!」

みたいな
3つくらい候補を挙げて


それなら間違わないだろう


サンタク ロースなんだから。









だから、夢は???









とまぁ、そんな感じで
ままならない現実を生きていくために
少し大人になった玲央少年ですが

ここからはもうずっっっと

漠然としてました