1日目の夜はJunくん、今回ぴがお世話になっているお家の主、キーボーデイストのYukoさんとともにわいわいベイクドポテトへ。Yukoさんは少し前はアレサフランクリン今はグラデイスナイトのメンバーとしてアメリカ中を飛び回っている人だ。 この日彼女の友人のバンドが出演していたのでメンバーとも仲良くなる。
小さくて雰囲気が良くて客とステージが近い。とてもいい雰囲気な店だが残念なことにピアノがない。それと有名な店なので観光客が多い。ジャズの名店と言われてはいるがこの日はロックだった。こうやってリサーチは自分の目と耳で確かめるに限る。去年の9月にVitello'sを訪れて一目惚れしたように、どんな出会いがあるかわからないし、一年後にはそこでコンサートをやれたりするかもしれないわけだから。引き続きどんどん見聞を肥やそう。
2日目の打ち合わせは白熱した。顔合わせて重要な案件を決めるのは仕事の鉄則だ。この瞬間のために来た。「さあ、じゃあ、ランチを食べに行こう」Kayさん、ローリー、僕の三人はモールへ。携帯をいじるローリーが「わ、明日の夜に帰る直前、5時にインタビューが決まったわ。」俄かに我々はガッツポーズ。
小さなキーボードで戻り日の夜にあるトミジャズのリハをしたかったが時間がなかった。抱えて移動するも鳴らすことは一回もなかった。「ぴ」と呼んで振り返ると彼女はYukoさんのところ。きっと仲間の犬や猫と楽しい時間を過ごしているのだろうが、パパはちょっぴりさみしい。
3日目の昼にターゲットでシャツと帽子を買い、いざ夕方にチャイニーズシアターへ。ここはハリウッドスターの手形などがあるあの場所だ。6時から始まる映画のレッドカーペットに絡めてweb TVのインタビューを。タイロンというプロデユーサーが自ら僕に質問していく。それを見ていて内容を聞いて興味を持った別のTVが急遽取材をしてくれることになる。
レッドカーペットも予定より早く始まったのでサポーターとして載らせていただいた。アメリカは全てが分業。ここでも代表で撮影した写真はWebにアップされ、そこから使用料を払ってマスコミは使う。ぴは新しいトートバッグの中でぐうぐう。おそらく新しくできた仲間と遊んで疲れたのかもしれない。
急いで空港へ。駆け足だったが実りのある旅だった。早朝JFKからブルックリンへ戻り仮眠をし、いざ、リハをして、トミジャズへ。夜中の2時くらいまで聴きに来てくれたVoice of America、インドネシアチームのみんなと音楽話に花が咲く。
タマゲタdaysは続く。
(C) Senro Oe , PND Records 2018