3月21日(火祝)
スプラトゥーン3では初となるオワタPチームとの4on4ガチマッチ
結果は2-7の敗戦。
これでスプラトゥーン2から4連敗となった。

「たぶんこのままではこれからもずっと勝てない」

そう直感した私は、終了直後にオワタPに相談した。
「今日に向けてかなり練習した、それでも無理だった」
「そちらの方々も手応えがなくて満足できないのではないか」
思っていることを率直にぶつけてみた。

翌日、オワタPから1通のメッセージ。

「オワタPコミュに体験入鯖してみませんか?」

これは敵のコミュリーダーにスパイ活動を公然と許可するということ。
あやつめ、なんという余裕だ。

しかしここで差しのべてくれた手を振り払う理由はない。

こうして私は3月末までという期限付きで、
スプラトゥーン修行留学することになった。



どんな罵声の嵐が浴びせられるのかと構えて入ってみたところ、
すでに会員になっている方々から届いたのは
これでもかというほどの歓迎の言葉

そしてすぐに行われたセピア(-ω-)歓迎会という名の
プライベートマッチやオープンマッチ。
彼らはどれだけ殺伐とした空気の中で試合をしているのだろうかと思っていたら、
実にのほほんと、まったりとした雰囲気

もちろん試合の中での動きに関するお互いの指摘なども時には入るものの、
さっき食べた夕飯の話や、咲き始めた桜の話など何気ない雑談もけっこう多く、
唐突にハエが部屋に紛れ込んできて試合どころではなくなった人が出て
進行が一時中断される、なんてことも。

正直、想像していた雰囲気と全然違った。

そして彼らは私に、いろいろなことを教えてくれる。
こんなにわかりやすいスパイはいないはずなのに、
陣営の枠を超えて4on4全体のことを考えて自然と動いている。
なんて懐の大きい人たちなんだろうか。



そして数日が経ち、私は漠然と思った。

ここの人たちは自分とは全く違う
異文化のスプラトゥーンプレイヤーたちである、と。

極端な言い方をすると、彼らの一番の関心事は
「この試合にどうやって勝つか」
そのために
「どうやって有利盤面を取り続けるか」
ということだ。
アクションゲームというよりもむしろ、パズルゲームの感覚である。

難しい敵をどうやって倒すか、ということはそもそもあまり話題に上らない。
チームの陣形で敵を追い込んでイージーキルを取る、
予め塗れるところを塗って味方の逃げの選択肢を増やす、
これを本当に本当に徹底している。

人数不利で生存して帰って来るとそれだけで
「ナイス生存!」「おかえりなさーい!」
これまでにないくらいめちゃくちゃ褒められるのだ。
彼らのイズムが伝わってきた瞬間だった。

そしてこれまでの4on4の選出メンバーが勢ぞろいして
ランダムでチームが組まれる模擬大会も開いていただいた。
彼らの強さを肌で感じることができる貴重な体験だった。



こうして1週間あまりの修行留学期間はあっという間に終わった。
オワタPコミュの皆様には大変お世話になった。
短くも濃い、実りのある時間だった。

意外なことに、対面の動きや移動の仕方などの基本動作に関しては
ほぼ何も注意されなかったどころか、お褒めいただくことが多かった
これは一つ大きな自信になった。

ただ、そもそもこのゲームに対する考え方が彼らは全然違う
一緒にやっているとまるで別のゲームをやっているような感覚だった
ということは今後の大きな課題になってくるものだと感じた。



4on4ではこれまで全敗してしまっているが、
私のコミュニティにも私と同じかそれ以上にやる気のある人たちがたくさんいる。
確実に強くなっている人たちがいる。

いつかまた相まみえたときに我々一同強敵として立ちはだかることで
今回の短期修行留学の恩返しとさせていただきたい――

そんな思いを今、胸に抱いている。




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放送は基本的に21時頃から24~25時頃とします。
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