【しえすたREM】vol.13『モモーイの日常：2014年9月』

※この記事は、過去に「ちょくマガ」で配信されたものです。

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目次

■まえがき

■モモーイの日常 【2014年9月】

■映像のひろば　（動画、写真のコーナー）

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まえがき

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昔、何かの本……小説だったかな？ で読んだこと。

 

人に真っ白い紙を「何か描いてみて？」と言って渡しても、なかなか描きはじめることができないものだ。でもそこに、1本の線を引いてあげると、不思議とすらすらと描ける人が多いそうである。

この、真っ白な紙に最初に勇気を出して線を引ける人を、わたしは「クリエーター」と呼びたい。曲がっているとか、歪んでいるとか後から文句を言われるかもしれない。それをも厭わず、えいっと、慎重かつ大胆に、或いは試行錯誤しながら線を引く。

自らの手で満足のいく線を引けた瞬間というのは、なんとも言えない気持ちよさがあるんだと思う。​

 

 

 

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モモーイの日常　2014年9月

モモーイの、文字通りさりげない9月の日常。

(今月は曲作りのため、あまり音楽を聴いていませんでした。)

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★☆2014年9月☆★

 

★9月1日(月)
 

　アイドルもののアニメを色々観ていたのだが、客席でファンが光る棒を持っている作品が多いような。実際のアイドルの現場では光物があるグループとないグループがあるけどね。

　直接の関係はありそで、ない話。今年6月、マドリードに行った最終日。取材などの予備日になっていた日が1日、ぽっかり空いてしまった。その日はルキちゃんとデートして、公園やいろんな所に連れて行ってもらったのだけど、ホテルの近くにあった旧そうな教会に、なんとなく入ってみたんだ。

　厳かな空気が流れる中、聖堂を息を殺して見物していたら、イエス様やマリア様の像の下に、ロウソクを灯す燭台があった。そのロウソクが、LED式だったのだよ！

　1ユーロを入れると、あかりが灯る。人々は何の違和感も持たず、コインを入れて灯りを灯して祈りをささげていたのだ。わたしは何か小さなことに拘ることは大切だと思うけど、「灯り」に関しては、なんだか、ふっと……(ふにゃっと、というほうが正しいかも)そこで、力が抜けたような気がしたのだ。そこに気持ちがあれば、どちらだって良いってことか。