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日本初のプロゲーマー誕生とその軌跡 #4
2018-10-30 03:00204pt~第6章~ 誤算
CPLワールドツアーに参加するための試金石となるであろう日本で初の大会、
「Painkiller Japan Championship(PJC)」に向けSIGUMAは日々オンラインで練習を重ねる日々であった。
世界大会の種目に選ばれたにも関わらず発売されて間もないこととマイナータイトルであることも相まって、日本のPainKillerコミュニティは非常に小さくHALOでの練習で味わったときよりもさらに限られたプレイヤー内でのトレーニングを続ける状態となっていたが、それでも国内の対戦においては勝利を重ね大会に向けて手応えを持つようになってきていた。
トーナメントが開催されるCPL Winter日本予選では予選などの大会だけでなく会場内で「LANパーティ」が開催されることになっていた。
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日本初のプロゲーマー誕生とその軌跡 #3
2018-10-30 03:00204pt -
日本初のプロゲーマー誕生とその軌跡 #2
2018-10-30 03:00204pt~第4章~ 世界大会前の前哨戦?
アジア大会でよくわからぬうちに勝利を収めアジア1位という称号を得たSIGUMAであったが、周りの賛辞や高まる期待とは裏腹に、自宅で寝衣を着たままプレイして得た称号に対して
実感、手応えをイマイチ掴めぬままフワフワした状態で世界大会を迎えることとなる。
そしていよいよその時が来たる。
2004年2月17日 アメリカ、ロサンゼルスにてHALO世界大会
「Halo for Windows Worldwide Championship」開催
マイクロソフトスタッフや日本予選の運営関係者、ゲーム情報サイトの記者など
様々な関係者、ゲーム人と意気揚々と日本を出発するSIGUMA。
大会前日にロサンゼルスに到着し夜は大会参加者、関係者を交えての晩餐会のようなものが催された。 -
日本初のプロゲーマー誕生とその軌跡 #1
2018-10-30 03:00204ptさてさて挨拶を覗いては第1回目のブログです。
チャンネル開設に伴いなにか一つ有料のコンテンツを作らないといけないとのこと…。生放送や動画についても今後予定していますがまずはブログを書かせていただこうと思います。チャンネル会員様向けの記事なので自分にしか書けないものと考えやはりこちらの内容について書かせていただこうと思います。
タイトルは・・・
「日本初のプロゲーマー誕生とその軌跡」
日本初のプロゲーマーが誰かというのには諸説があるのですが、個人でスポンサーが付きプロゲーマーとして活動したのは自分が日本で初めてです。
プロゲーマー時代の話は放送などでも色々とお話したことはありますが今回は会員向けのブロマガということで今までインタビューなどでも話したことのない突っ込んだ内容も書いていこうと思います。
プロゲーマーになる前段階から実際にプロとなって活動していた時期までけっこうな長編になると思いますので複数回に分けて一つの読み物のような形で寄稿していこうと思いますので良ければご覧くださいね。
それではまずプロゲーマーとなる少し前から話をしていこうと思う。
~第1章~ バウンティハンター
話は今から15年前に遡る。
当時、東京に住んでいたSIGUMAはPCゲーム、特にFPS(主観視点のシューティングゲーム)にのめり込んでおり夜な夜なマルチプレイに没頭しネット上の敵を黙々と倒していく日々を送っていた。
持ち前のやりこみグセとゲームセンス?でオンラインマルチでそこそこ勝てるようになってくるにつれゲームのコミュニティでも名が通るようになってきた自分に「お?俺FPSにいけるんちゃう?」とちょっと調子づいてきていた時期であった。
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