今回はワンピースの海賊版に関してレポートします。
まず海賊版の定義ですが、作品の作者・商標権・版権所有者などの許可なく複製・創作したモノをいいます。 私がワンピースフィギュアにハマっていたのは2011年~2015年の5年間ですが、その頃も海賊版はありました。その頃は複製版が多く、下記のような感じです。
(右が正規品・左が海賊版) 2体を並べて比較すると歴然と違いがわかりますが、海賊版を単体で購入すると意外にわかりません(私も最初の頃、ヤフオクで購入して正規品を購入するまで気がつきませんでした…..)。
海賊版の中でもオリジナル製品を生産していたKing工房というメーカー!! 複製品よりクオリティが高く、愛好者も多数いました。オークションでは1万円前後で取引されていたようです。KING工房は中国福建省に事務所をもち版権を無視してオリジナル品を製作・販売していました。大体300体ほど生産.。 正規品なみの梱包。サイズは1/5サイズ。 ただ2012年に著作権違反容疑で無許可販売していた男が逮捕されました。 フィギュアは「魔改造フィギュア」と呼ばれていましたが、king工房のフィギュアでした。 押収品は50体ほどあり、正規代理店品だと思ったと自供しているそうですが・・ これが原因かわかりませんが、KING工房のフィギュアを販売していたサイトは閉鎖しました(その後、リニューアルしたそうですが今は閉鎖)。 私はエロフィギュアには興味がありませんが、当時のKING工房の作品は所有していました。純粋に良い作品だと思ったからです。 で、最近の海賊版事情ですが、昨年1年間で200体近く販売されています。 どれも正規品に見劣りしない(むしろハイレベル)作品です。しかもマニア受けするジオラマverです。料金は3万~10万強と作品よって異なりますが、ボチボチ売れているみたいです。 ヤフオクでは一品物ワンピースで検索すると出てきます。
ただ一品物ではありません(一品物の定義は個人が1点限定で製作した作品だと思っています)。
まとめ
いまでも多少ワンピースフィギュアは所有していますが、新しく購入は5年ぐらいしていません。自分で製作する楽しみを覚えたのもありますが、魅了的な作品が減ったのが残念です。しかも中国の海賊版の方が欲しいモノがあるのも複雑な気分です。 もう少し日本のメーカーにも頑張って欲しい!