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サワディカップ！

KSKです。


ラ・ラ・ランド観てきました。
かなりネタバレなのでまだ観てない人は読まない方がいいです。

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ちょっと予想してたのと違った。
もっとミュージカルミュージカルしてるのかと思ったら
たまーにあるくらいなのね。

結論から言うと退屈だった。
ミュージカル映画としてはテンポが悪くて、
ストーリーはありきたり。

ハリウッドで夢見る若者の物語なんだけど、
どうにも説明不足で感情移入できんかった。

どっちもなんか夢に向かってるというわりには大して努力してる感じもなく。
ヒロインのミアは女優目指してるけど、適当にオーディション受けまくって
有名人が集まるパーティで男漁りしてるくらいの印象しかない。
ガラガラの１人舞台でたまたま大作映画のスカウトマンが見てたとか都合よすぎ。
んでたかだか5年の間に大スターになって、他の男と結婚して子供までいるとか。

主人公のセバスチャンは底辺ピアニストからちょっと音楽性変えただけで売れすぎ。
バーで弾いててあんだけ見向きもされてないのになんであんなに成功してんのか謎すぎた。
そんでその成功捨てて店を経営し始めたらまた成功するし。

ハリウッドで夢見てる時点で相当な才能がないと成功しないんだろうけど
二人とも成功への過程が突拍子もなさすぎて素直に見れなかった。
運も大事ってことなんだろうけどね。

最後のシーンはよかったかな。
ありえない妄想なんだけど、そうはならなかったし、
結果的に妄想の通りにいかなかったおかげでお互いの夢は叶った。
夢のためには失わなければいけない愛だった。
お互い成功なんだけど、ハッピーエンドとはちょっと違う。
お話的にはベタなんだけど、映像と音楽がよかった。

「秒速5センチメートル」に似た感じだったな。

彼らは自分の店を持つ夢と大女優になる夢は叶ったわけだけど、
個人的にはあそこから泥沼になっていく事を妄想しました。

セバスチャンは雇われピアニストに店を乗っ取られるか逃げられるかして失って、
ミアは不倫とか離婚とか。
現実なんてそんなもんだろ。

映画としては退屈だったけど、
要所の音楽は良かったかも。
オープニングのミュージカルシーンも良かった。

Netflixかなんかに来たらもう一回観てみるかな。


コップンカップ！

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