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αシノドス vol.113、原武史×速水健朗 / 団地から考える、ほか
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αシノドス vol.113、原武史×速水健朗 / 団地から考える、ほか

2012-12-02 00:42

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    synodos mail magazine

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    アルファ・シノドス
    “α-synodos”

    vol.113(2012/12/01)

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    はじめに 荻上チキ

    ■みなさんこんにちは、荻上チキです。カゼがはやっているようですが、皆さんは大丈夫ですか? 寒い日が続きますが、どうか暖かくしてお過ごしください。それでは、今回も、簡単な告知から。

    ■衆院選挙の直後、蔦屋代官山書店においてトークイベントをします。12月18日(火) 19:00~21:00 WEBRONZA×SYNODOS 年末スペシャル 政治と経済の失われた20年 データから語る日本の未来 菅原琢×片岡剛士 司会:荻上チキ 代官山蔦屋書店 http://t.co/7TyiowPI 第三極がどうしたといった、政治家さんたちの人間関係でない今後の日本の政治経済を知るうえで必須の内容になること請け合い。絶賛募集中ですの、是非、いらしてください。

    ■今号の巻頭は、政治学者の原武史氏とライター・編集者の速水健朗氏の対談「団地から考える」です。渋谷の東急で西武線沿線について語るという、やや倒錯した導入から、戦後の日本の政治、文化について掘り下げながら、現代の高齢者問題や福島までたどり着くという、シノドスにもぴったりな内容です。

    ■つづけて、福嶋亮大氏による、「物質主義的環境における中国文化」は、一面的な中国脅威論や、中国は張子の虎だといった感情的な嫌中に、福嶋氏ならではの歴史文化の側面から鋭く突っ込みをいれます。僕もとても勉強になりました。

    ■篠原三恵子氏には、「当事者のための難病政策を考えるシンポジウム」報告の第三弾として「患者会から見えてくる患者の現状」をご寄稿いただきました。「制度の谷間」にいる人が実際にどのような目にあっているか、具体的な現場からの報告です。

    ■建築家・藤村龍至氏と社会学者・南後由和氏との対談最終回「誰も傍観者ではいられない」は互いの専門知についてから、現実に学校で若者を教える立場としての共通の悩みや喜びについて語っていただきました。期待しないこと、あきらめることはとても簡単だが、それは嫌だという気持ちには共感する人も多いのではないでしょうか。

    ■エコノミスト・片岡剛士氏の連載、経済ニュースの基礎知識、今回は応用編として民主党・自民党の経済政策から「経済安定化政策」、「成長政策」、「所得再分配政策」を抽出して分析、衆院選について経済政策の立場から考えます。いつもながらの切れ味に凄みさえ出てきました。

    ■今号の  synodos journal reprinted は、津久井進氏の「復興予算に見る被災者主権」本来、被災者のために使われるべき「復興予算」が実際にどう流用/便乗されていったか、主権と「予算の民主化」を考えます。選挙前の今こそ、是非読んでいただきたい文章です。

    ■次号は vol.114+115、12月20日配信予定です。お楽しみに!

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    ★今号のトピックス

    1.対談/原武史×速水健朗
    団地から考える

    2.物質主義的環境における中国文化
    ………………………福嶋亮大

    3.患者会から見えてくる患者の現状
    ………………………篠原三恵子

    4.対談/藤村龍至×南後由和(司会:荻上チキ)
    建築と社会学の新しいアドレス3
    「誰も傍観者ではいられない」

    5.経済ニュースの基礎知識(応用編)
    衆院選を考える-民主党・自民党の経済政策から
    ………………………片岡剛士

    6. synodos journal reprinted
    復興予算に見る被災者主権
    ………………………津久井進

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