こういう技術進歩は嬉しいですね!
先日開催された「au 新商品 発表会」(関連記事はコチラ)において、田中社長は新機種に負けないくらい「auのLTE」を猛アピールしました。そこでTABROIDはユーザーが直接的な恩恵を受ける3要素をピックアップしてみましたよ。
auユーザーの皆様、そしてLTEに躊躇している方、LTEは単に高くて速いだけじゃないんですよ~。
■基地局同士を繋ぐ「ピコセル」
基本的に、基地局は3方向に電波を飛ばし(上図だと左・右・下)、各基地局同士で6角形を作ります。とはいえ実際には、距離が遠かったり障害物(ビル等)があったりで電波の受け渡しが上手くいっていません。
そこで間を繋ぐピコセル(小型基地局)の出番です、なんと世界初の試みだそうですよ。
■電波を瞬時に切り替え「オプティマイズド ハンドオーバー」
ユーザーが移動しながらスマホを利用すれば、4G(LTE)の電波範囲から3G(従来の回線)電波範囲に入ることもあるのでしょう。その際、電波の切り替えには通常5秒程度かかるのですが、あらかじめ切り替え準備をするのがオプティマイズド ハンドオーバー(最適化された移行)というのです。
実はこの技術、ネットワークとスマホ本体が両方対応しているauのみ可能だそうですよ。
■電波調整してバッテリー消費を抑える
au 4G LTEなら、ネットワーク側と端末側にどの電波を受け取るべきか教えてくれるので、結果として無駄なバッテリー消費を抑えれるとのこと。
コチラはAndroidのみならずiPhone5にも対応しているようですよ。他キャリアより電池消費が少ないのは、これが秘密だったようです。
いずれのサービスにも追加料金は不必要。つまり「au 4G LTE」の料金に含まれています。
どのサービスも地味に映りますが、主役はあくまで高速ネットワークのLTE。となれば、主役に花を添える名わき役、とも言えそうですね♪
[au](Pic)
(伊藤ハワイアン耕平)