やっぱりスマホの充電に関する悩みは世界共通なんだね。
IT情報サイト japan.internet.com が伝えたところによると、世界に名だたる大都市ニューヨークの街角では『Charge Cycle(チャージサイクル)』なる携帯電話充電サービスの試験プロジェクトが開始されているようです。このサービスでは利用者が自力で自転車を漕ぎ、そこで得られた電力を充電にあてるのだそう。
自転車による充電システムは以前にも『BikeCharge Dynamo』や『ダイナモで発電した電力を使いiPhoneの充電ができる自転車(←正式名称)』といった個人向け製品を紹介したことがありましたが、今回はそれをサービスに落とし込んだというのが興味深いところ。現在はクラウドファンディングのKickstarter(キックスターター)で資金調達のため出資者を募っているといいます。
一体どんなビジネスモデルなのか、詳細がとっても気になる知りた〜い!
このサービスでは公園などの公共の駐輪場に充電設備を装備した自転車を設置、それを利用者に自由に使ってもらう仕組みなのだそうで、充電ドックにはMicro USBやiPhoneドックなどのコネクタを備えていますね〜。
無料で自由に使えるとなれば利用したいというスマホユーザーはかなり多そう。ついでに自転車を漕いで運動にもなるわけですし、肥満大国と言われるアメリカではなおさら需要があるんじゃないかしら。
また、専用のアプリも提供され、チャージサイクルによる充電量や利用時間、さらに消費カロリーなども一目でわかるようになっています。やっぱり健康志向とは切っても切れないコンセプトなんですよね。きっと。
そこでふと気になるのが、自転車や充電ドック、さらにはアプリまで用意しているこのサービス、いったいどんな収益化の構想を抱いているのかな〜ということなのですが、今のところは公式サイトを見てもはっきりしたことには言及されていない模様。
機材やアプリの開発だって当然タダじゃないでしょうし、メンテナンスもあるでしょうから持続的なビジネスモデルの展望があるのかどうか、非常に興味が尽きないところではあります。
公園などに設置するってトコから考えて、もしかして慈善事業? それとも広告モデル?
いや〜、どうなんでしょうね〜。気になる〜。
[Cherge Cycle] [via japan.internet.com]
(ワタナベダイスケ)