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ショップに行く前に。スマホの性能はココだけおさえておけばOK
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ショップに行く前に。スマホの性能はココだけおさえておけばOK

2013-04-07 13:05
    スマートフォン スペック
    Photo:placeit.breezi.com & thinkstock

    スペックを比べてあっちがいい、こっちがいいと悩むのが楽しいんですよね。

    新しい年度がはじまって、スマホを新しく買う/機種変するシーズンになりました。ショップにならんでいるスマホはたくさんありますが、私はスマホを選ぶとき、まず性能(スペック)をチェックします。

    一口に性能といっても、メモリやCPU、バッテリー、サイズ...いろいろありますが、チェックするポイントはそんなに多くありませんよ?

     

    スマホの地力はCPUとRAMを見ればだいたいわかる

    スペックを見るとき最初にチェックしたいのは、「CPU」と「RAM(メモリ)」の2つ。この2つさえ見ておけば、スマホのだいたいのランクがわかります。

     

    CPU:クロックとコアの2つの数字がある

    CPUはスマホの動きを処理する心臓部。この性能が高いほど、本体やアプリがサクサク動きますよ

    CPU:1.5GHz(クアッドコア)

    と書かれているなら、クロック(=動作スピード)1.5GHzのコアが、4つ(クアッド)搭載されいているCPUってことですね。

    クロックは、数字が大きいほどサクサクです。コアも数が多いほどいいんですが、シングル(1つ)→デュアル(2つ)→クアッド(4つ)...というようにラテン語で数えます。分かりにくいですね。

     

    RAM(メモリ):1GBは必須。でかいほどいい

    CPUがサクサクさを表すなら、RAMはスマホの安定度に影響します。メモリがたくさんあるスマホは、サクサクの状態が長く続く...というイメージ。

    個人的には、いま一番重要なスペックだと思います。CPUの速いスマホより、よりたくさんのメモリを載せているスマホをおすすめします。

    2013年の春モデルだと、ノーマルな端末で1GBくらい、ハイエンドで2GBといったところでしょうか。

     
    この2つさえ把握しておけは、もうあとの性能は好みで選んでかまいません。
     


    ディスプレイは好きずきで

    ディスプレイはスマホの中でもいちばん大きなパーツ。スマホ本体の大きさにも影響する要素です。

    ディスプレイにもTFT液晶やら発色数やらいろんな性能がありますが、大きさを表すサイズと、解像度(ドット数)という2つのスペックをチェックしてます。

     

    サイズ:デカさは正義?

    130404_display.jpg

    もうこれはまんまディスプレイの大きさです。四角い画面の対角線の長さを、インチ(1インチ=2.54 cm)単位であらわしています。テレビと同じ方法ですね。

    最近は5インチ前後の大きなスマホが注目をあびていますが、4インチ前後のコンパクトなスマホもファンは多いです。

    片手で操作したいならコンパクトなスマホを選びたいのですが、コンパクトなスマホってもうiPhoneくらいしか残ってないような...?

     

    解像度:きめ細かさかスタミナか?

    スマホの画面は、ちいさなドット(点)が集まって映像を表示するわけですが、このドットの数が「解像度」です。解像度が高いほど、いちどに多くの情報を表示できますが、電力消費も多くなってバッテリーのもちが悪くなります。

    ちなみに、シャープのIGZO液晶は消費電力が少ないので、高い解像度とバッテリーの持ちを両立しています。もっと普及するといいなー。

     
    なお、解像度をサイズで割り算すると、画面の精細さを表す「dpi」なる数値が出てきます。これが300をこえたあたりから、人間の目でドットが区別できなくなり、まるで印刷物のような映像になります。

     

    いちおうチェックしておきたい項目

    CPUやディスプレイほどではないですが、確認しておきたいスペックもあります。

     

    OSのバージョン:アンドロイドは4.1以上でおねがいします

    アンドロイドのバージョンは機種ごとにけっこうばらついていますが、「4.1」以上のバージョンなら問題ありません。理想を言えば「4.2」がよいのですが。

    これが「4.0」以下になると、動きが少しもっさりしたり、対応しないアプリが増えたりしますので、少し古いモデルを買うときはご注意。

    iPhoneは「iPhone 4S」と「iPhone 5」がありますが、OSはいっしょ。純粋に本体のスペックとお値段で選びましょう。

     

    ROM(メモリ):SDカードでカバーできる

    RAMと同じく「メモリ」と呼ばれることがありますが、こちらはアプリやデータの保存場所となるものです。「ストレージ(倉庫の意)」と呼ばれることもあります。

    アンドロイド端末の多くはSDカードが使えるので、ROMが小さくてもそんなに困りません。

    iPhoneの場合は32GB以上は欲しいところですが、クラウドサービスなどでやりくりできる自身があるなら16GBでもなんとかなる...かな?

     

    バッテリー:どっちにしろ1日は持たない

    バッテリーも大切なスペックですが、ヘビーにスマホを使う人にとっては、かなりの大容量スマホでも1日は持ちません。どっちにしろ予備バッテリーは必須なので、2000mAhもあれば十分かな。



    以上、おおざっぱながら、私がスマホのスペックでまっさきにチェックするポイントを並べてみました。もちろん、カメラの性能や薄さ、防水やデザインを重視する人もいると思います。

    とはいえ、やっぱりボタンの配置や手触りも確かめたいところ。カタログでは目星をつけるだけで、本当に買うときは結局ショップでスマホをさわらないと気がすまないんですよね!


    (金本太郎)

     

    RSSブログ情報:http://www.tabroid.jp/news/2013/04/h2readspec.html
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