タイムカードもスマホの時代かー。 『GPS Punch』でスマート出退勤＆スマート定時連絡
もう紙のタイムカードには戻れないね。
私たちTABROIDチームの仕事は、デスクワークが基本。1日じゅうオフィスにこもりっぱなしです。たまの打ち合わせや取材で外出することもあるんですが、慣れない外回りでは定時連絡を忘れがち。営業スタッフを見ていると、まめにメールしたり電話かけたりマジすげーな、なんて思いますよ。
しかし「慣れてない」なんて理由で連絡をサボるのは、社会人としてはアウト！ ですので、スマートフォンの力で解決できる方法を探してみました。そこで浮上してきたのが、『GPS Punch!（GPS パンチ！）』です。
『GPS Punch!』は、レッドフォックス株式会社が提供する、出社時刻などを記録するアプリ＆サービスです。タイムカードやIDカードがなくても、スマホで仕事時間の記録をバシバシ残していけるんですね。
AndroidだけでなくiOSにも対応しており、環境を選ばず利用できます。［iOS版はこちら］
「Punch」ってパンチカードのことでしょうか。懐かしい響きですね。どんなコトができるのか、あれこれ試してみましたよ。
■出社しなくても出勤スタンプが押せる
打ち合わせなどで自宅から現場に直行したとき、出社時刻の記録はどうすりゃいいんでしょうか？
普通なら、オフィスに戻ってから書類なりデータなりに仕事をはじめた時刻を書きこむと思います。Oh...めんどくさい... しかし『GPS Punch!』なら、画面のスイッチをスライドすれば、どこでも出勤時刻が記録されます。これはかんたん！
人力のメモだと「打ち合せは10時からだったから、出社も10時だろう」なんてあいまいな時間を書きがちですが、アプリだとそれこそ秒単位で正確なのもいいですね。
なお、ベッドの中でスマホをいじれば、二度寝しながら出社することもできる！ ...などと夢見がちですが、時刻と一緒にGPS情報も記録されます。自宅にいることはごまかせませんのであしからず。
■ボタンひとつで定時連絡、時刻も場所も自動記録でOK
打ち合わせが終わってオフィスに戻る前には、オフィスに電話なりメールなり連絡を入れるのがセオリー...ですが、これもスイッチを押すだけでサーバーに記録されます。
このとき、「移動」や「訪問」「休憩開始」など、スイッチの種類を切りかえることで、「何をしているのか」まで知らせることができるんですね。指一本で。
スイッチを押すついでに、ちょっとしたコメントもつけられます。
■チームメイトとのコラボも余裕！
履歴ページを見れば、自分が記録していった時刻＆場所のデータをいつでもチェックできます。ここでのポイントは、同じグループ内のメンバーの動きもチェックできるってところ。
「アイツは取材おわったかな？」と気になるときは、電話するまでもなく現在の状況が確認できます。外出先で合流するときお互いの位置を把握していると、すごくスムーズにやりとりできますよ。
このように、たまの打ち合わせのついでに使うだけでも便利だと感じた本アプリ。営業スタッフといった毎日たくさんの連絡をやり取りするビジネスマンなら、この恩恵をフルに受けられるはず。
『GPS Punch!』の基本的な機能は無料でも利用できますが、よりパワフルに連携したい人のための有料プランもあります。
有料プランでは、スマホからの情報をまとめてパソコンで管理できるようになり、データ管理の自由度が一気にアップします。また、グレードに応じてグループを自由に作成したり、自動で位置情報をレポートできるようにもなります。
これらの機能をフル活用した場合のレポートは、兄弟ブログ「ギズモード・ジャパン」でどうぞ。
タイムカード機だと、マシンを買ったりカードを用意したりと手配や管理の手間がかかりますが、アプリならそれらをまとめて省略できます。
有料プランのコストも、初期登録の6万円（今年いっぱいはキャンペーンで3万円）さえすませてしまえば、スマホ1台につき300円からと意外にリーズナブル。ご家庭で運用するのもアリかもですね。
［iPhone/iPad/Android/Android Tabletアプリの勤怠管理 GPS Punch!］
使用時間：3日
使用端末：GALAXY S II LTE SC-03D
OS:4.0.4
バージョン：2.0.0
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発売元：redfox, Inc.
更新日：2012年10月18日
価格：無料
対応機種：Android2.2以上
（金本太郎）