我が左腕にも神秘の力が宿りそうです。
ゲームやアニメの世界だと腕や体の一部に装着するタイプのコンピュータっていくつかありますよね。
真・女神転生シリーズの悪魔召喚プログラムをインストールしたハンドヘルド・コンピュータや、海外ゲームのフォールアウト・シリーズに登場する腕時計型コンピュータPip-Boyなど、やっぱり装着アイテムはオトコの子の憧れデバイス。
そんな腕部装着アイテムを、なんと本当に動作するブルートゥース・キーボードとして作り上げてしまったのがペンシルバニアのスチームパンク・アーティスト Thomas Willefordさんなのです。
冒頭の画像だけでも十二分にその素晴らしい完成度を堪能できますが、実際にiPhoneとペアリングして動作させている様子が動画になっていたので以下でご鑑賞ください。うっとりしますよ!
見事なまでのスチームパンク感あふれる世界にiPhoneがなんともミスマッチな感覚。
スチームパンクをご存知ない方に補足すると蒸気機関全盛時代のテイストにSFやファンタジーの要素を融合させたSF/ファンタジーの1ジャンル。日本でもガイナックス作品の不思議の海のナディアや大友克洋監督作スチームボーイなどがありますね。
それにしてもこの完成度の高さはさすが芸術家による作品。思わずため息が出ちゃいます。そして見た目だけでなくちゃんと実用できるというのがとにかくスゴい。ああ...欲しい...。
ちなみに『FUNCTIONAL Typewriter Arm Guard with Bluetooth and Touchpad』というなにか秘密の呪文みたいに長い名前が付いているこの作品、なんと購入できちゃいます。ハンドメイドマーケットサイト『Etsy』にて、お値段は1,200ドル(約10万6,000円)。
高いと見るか安いと見るかは人それぞれですが、芸術作品としての価値も考慮するならば比較的お値打ちなのではないかしら?
そうそう、ワイヤレスキーボードとしての対応機器にはWindows 2000 / XP / Vista / 7、MacOS X、一部のLinuxも含まれていますよ。欲しい方は仕様もしっかり読んで購入をご検討くださいね。
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FUNCTIONAL Typewriter Arm Guard with Bluetooth and Touchpad [Etsy via japan.internet.com]
(ワタナベダイスケ)