世の全てはグーグルの掌の上で...。
どうやらグーグルは、グーグル検索とクリック数の統計によって映画の興行成績を予測することができるのだそうです。同社によれば、その精度はナント94%!
同社が『Quantifying Movie Magic with Google Search』と題した資料によれば、ある映画についてグーグルで検索されている数と、その映画の興行成績との間には一定の相関関係があるとのことで、資料中では具体的なグラフでそれを示しています。
上のグラフでグレーの折れ線がグーグル検索数、赤い破線が興行成績を示しており、確かに一定の相関があることがわかりますね。
資料では折れ線グラフや散布図を用いた分析がなされているので、統計学や英語の論文に興味がある方は、良質な教材としてもぜひご一読いただければと。
もっとも、グーグル検索だけで全てがわかるわけでは決してなく、映画が上映される劇場の数やホリデーシーズンだったりというような公開時期についても変数として加味した上で、冒頭に挙げた94%という正確さを算出しているのだそうですよ。
この資料では映画についての分析を行っていましたが、コレってもしかすると他にも様々な分野に応用できちゃったりするんじゃないでしょうか?
今やモノを買うときに、まずはウェブで検索して調べてみるのが当たり前になった時代。他の商品にも同じようにグーグル検索と売れ行きの相関関係がありそうで、マーケティングをする人なら喉から手が出るほど欲しい情報がグーグルには大量に埋まっていそうな気配がしますね。
え〜と、個人的なお願いなんスけど、グーグル様...前評判ばかりでイマイチな映画を見極める方法も...お願いできないものでしょうか...?
グーグル様、全ての答えは「42」なんですね...わかります:
Quantifying Movie Magic with Google Search [Think Insights - Google]
(ワタナベダイスケ)
グラフの見方として正しいかわからないけど、検索結果と興行成績が同時期に相関してるようなので予測ではないような・・・
検索とクリック数の増加の後に興行成績も上昇なら予測ってのもわかるんですが。
事前予測じゃなくて、実績予想じゃね?
最終的に興行主が公表した結果と一致してるからって、何かに役立つのか?
世はまさに大情報(ビッグデータ)時代!
どうでもいいが、TV操作のステマは萎える 見ようかなという思いもかき消しに来る トッテモオモシロイヨ とか言うの
グーグル先生ならしょうがない
すべての答えは42ならしかたない
確かに時期重なってるから、興行成績の予測ではないですね…
検索される映画は興味をもたれてる=見にいってみようだから重なるのが自然なんじゃ?
興行成績の予測じゃなくて宣伝が上手くいってるかの相関じゃなかろうか
つまり、相関が崩れる=ネットで検索してみたけど思ったより面白くなさそうだから見に行かない、ってことは流行るわけないよな
一応読んでみたけど、確かにAppendix Cにt-4週間前からの予測で94%とあるので、
額面通りに受け取れば、興行成績が事前の変数で十分に予測できるというのは確かなようだ。
ただFigure 6でsearch volumeだけでの予測結果を見ると、全体して若干誇張してる風に感じるし、
直感的に、このくらいの予想は出来て不思議じゃ無いよなって程度の結果ではあった