やっぱ、Yahoo!てスゴい。
実際のところ、日本においてはネットユーザーの半数以上の人が、Yahoo! Japanを利用しているようです。(ジーエープロ調べ)
さらに言えば、ほぼ日本人しか利用しないにもかかわらず、全世界的にも4位(サイトランカー)という、巨大な利用者を抱えているYahoo! Japanのスゴさは、改めて語るまでもないでしょうか。
「ヤフオク!」「Yahoo!ファイナンス」など、それぞれの分野でコレを抜きにしては語れないというサービスはもちろん、『Yahoo!ニュース』の存在も、ユーザーを離さない大きな要因でしょう。
そんな『Yahoo!ニュース』のiPhoneアプリが生まれ変わりましたよ。(Android の人は、もうしばらく『Yahoo!ヘッドライン』を使っておきましょう)
どんな使い勝手なのか、動画を撮ってみましたので、見てみてくださいね。
画面上の小さいボタンをタップすることなく、iPhoneネイティブアプリのように、快適な操作感を手に入れたところが、大きな変更点ですよ。
iPhoneユーザーが、本アプリの操作に戸惑うことはないと思います。
ジャンルの移動も、ジャンル内の記事の移動も、同じスワイプ操作で扱うんですが、意外にも操作を混同することなく使い分けできてしまいます。
きっちり「iPhoneらしさ」を身につけたことにより、自分の居場所が分かりやすいからですね。
Yahoo!ヘッドラインでは、PC版と同じようにページ下部にリンクが置かれていた「関連リンク」ですが、別窓として格納されています。
詳しく調べるか、読み流すかを瞬時に判断できるので、スマホでの利用がよく考えられているという印象ですね。
ジャンルタブの一番右に「設定」タブがありますが、その中で表示するジャンルの設定もできます。
外出先でのスキマ時間での利用を考慮して、自分が興味のある分野に絞ることができるということですね。
以前に紹介した『Yahoo!ファイルマネージャー』で、Yahoo!の本気を見た筆者ですが、本アプリにも感心いたしましたね。
Yahoo! Japanの運営母体「ソフトバンク」による、米「スプリント」の買収なんてニュースも出ていますが、軌道に乗れば、「au」どころか「docomo」すら凌駕する巨大企業へと成長する足がかりを得た一方で、派手な企業買収だけじゃなく、着実に足下固めも忘れていないという印象です。
Apple、Googleといった米国の巨大IT企業を前に、日本をもはや周回遅れ以上だなんて声も聞こえてきますけど、孫社長は諦めていないんだなあ、なんてことを考えてみたりしちゃいましたね。
いやまあ、そんな大きな話は置いておくとして、本アプリはニュース・リーダーとしてなかなかの出来映えですから、利用する価値があると思いますよ。
使用端末:iPod touch (第4世代)
OS:6.1.3
バージョン:3.0.0
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発売元:Yahoo Japan Corp.
更新日:2013.7.1
価格:無料
対応機種:iOS 5.0 以上
(田中宏和)