Evernoteへノートを新規登録する短縮ルート。『EverMemo』で速攻メモだ！
文書、画像、音声。すべてを記録する「Evernote（エバーノート）」を使っていると出てくる欲求の一つは、
「とりあえず超手軽にメモを保存したい！ 」
ということ。さまざまな情報を取り込んで一括で検索できるなど管理機能が豊富な「Evernote」ですが、使っていくうちに、思いついたことをストレスなく保存しておきたいと思うようになるんですよね。僕もそうです。
その勿体ないひと手間を省いてくれるのがこの『EverMemo（エバーメモ）』。起動直後から軽快な文書入力画面が現れる、シンプルなEvernote登録ツールです。
最初の起動こそEvernoteへの連携指定の画面がありますが、二回目以降の起動では、いきなり「新しいメモ」の画面が出てきます。そもそもこのアプリは文章をできるだけ素早く入力するためのもの。画像や音声は最初から眼中にありません。ひとたび起動したら、あとはガシガシとノートを取りまくるだけです。
文章を記述するサポートツールとしては、一段落下げて表現するためのハイフンの挿入と・・・
計算結果を本文中に貼り付けることができる電卓だけです。必要最小限とも思えるこの機能が、まずはとにかく、さくっと入力して確実に保存させようというアプリの姿勢が見て取れますよね。
保存されたノートはevernote上では「Evermemo」というノートブックに保存されます。普段Evernoteをチェックするときは、定期的にここに保存されたメモを見直していくだけです。
一つ残念なところがありました。入力して保存するときに、いったんキーボードマークをタップしないと、保存のためのチェックが出てきません。この手のアプリは保存までの筋道をぎりぎりまで切り詰めていきたいですから、保存のチェックを常に画面上部に表示するなどの改善を、今後期待したいですな！
素早く入力するために
ウィジェットからタップ一回で登録画面に移れるAndroidとは違って、iPhoneやiPadでは
- アプリを起動する
- クイックノートを起動する
と、どうしてもひと手間かかってしまうんですね。たった1タップですが、たくさん情報を登録する人にしてみればその1タップが命取りというか。積み重なってくると勿体ない時間になってくるわけです。あと、起動タップ数が少なくなるのはストレス軽減にもなりますね。
非常にシンプルなEvernoteメモアプリ。このアプリは起動までの手間すら惜しいという考え方になるので、トップの画面に、フォルダーに入れずに配置するのが理にかなった使い方でしょう。もちろん、たったの1回のタップで起動できるようにするためです。思いついたことを忘れたくないから即Evernoteへ保存。そんな用途にはもってこいのアプリでした。
使用端末：iPhone5
OS：7.0.2
バージョン：2.1
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発売元：
更新日：2013年9月18 日
価格：無料
対応機種：iOS 6.0 以降。iPhone、iPad および iPod touch 対応。 iPhone 5 用に最適化済み
(奥野大児)