ロック画面、それはスマホの防衛ライン...。
iOS7のロック画面は、通知センターやカメラに直接アクセスできるようになり格段に便利になりました。
しかし一方で、ロックされたiPhoneであっても第三者にカレンダーの予定通知を見られたり、コントロールセンターからWi-Fiなどの設定を操作されてしまう可能性があるのもまた事実。
それらが心配だという人は、ロック画面での各種機能の呼び出しをオフにする方法を知っておくといいですね。以下にそれぞれの設定方法をまとめておきますので、必要に応じてオン/オフを切り替えてみましょう。
(1) ロック時に「コントロールセンター」を利用不可に
音量や画面輝度、画面の自動回転などを即座に調整できる便利機能「コントロールセンター」ですが、Wi-Fiなどネットワークのオン/オフが行えてしまうため第三者に操作されるのは不安なところ。万が一の盗難時に機内モードにされてしまうと『iPhoneを探す』での追跡もできなくなってしまうため危険度は高いと言えます。
ロック画面からのコントロールセンターをオフにするには
「設定」の「コントロールセンター」にある「ロック画面でのアクセス」をオフにします。
(2) ロック時に「通知センター」を見れないようにする
各アプリからの通知や、カレンダーに登録された予定などを見ることができてしまう「通知センター」もデフォルトの状態では自分の行動に関する情報がロック解除なしに見れてしまいます。こちらは通知センター自体をロック画面から見れなくする以外にも通知メッセージの種類ごとに表示の有無を設定できますよ。
通知センター表示の設定方法
「設定」の「通知センター」に「ロック画面でのアクセス」設定項目があります。ここにあるスイッチをオフにすることでロック画面から見られる情報を限定していくことができます。
また、通知センターはカレンダーや電話、アプリの新着通知などを個別に細かく設定することができます。うまく活用していきたいところ。
(3) ロック時に「Siri」を呼び出せないようにする
見落としがちですが、ロック画面からでもホームボタン長押しでSiriの起動が可能です。SiriはSNSへの投稿やスケジュールの登録などいろんなことを音声コントロールできてしまうので他人に使われるのは危険です。ロック画面からの起動は不要であればオフにしておきたいところです。
ロック中のアクセス許可を適切に設定しよう
ロック画面でのSiri起動可否は「設定」の「一般」から「パスコードロック」で設定することができます。ここで「ロック中にアクセスを許可」の項目にあるSiriのスイッチをオフにすれば安心です。
この設定画面では他にもPassbookやデータ消去設定など、セキュリティを高めるために有用な項目があるのでチェックしておくのがオススメです。
大幅なバージョンアップによって、できることが非常に多くなったiOS7だけに、キチンと適切な設定をして危険を回避するように心がけましょう。備えあれば憂いなしです。
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(ワタナベダイスケ)